元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

2019/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312019/09

タグ:中学学参・勉強法.国語 の記事一覧

| |

今回は高校入試対策(つまり中3用)の古文問題集です。
難関校の古文対策で1冊選ぶとすればこれ!
僕も中学生の塾で薦めていた本だ。
あ、第2章は難しいので公立高校受験生には不要です。
公立高校の入試で古文単独の問題を出すところは少ないんだけど(だいたいは現代文との融合か、現代語訳とセットで出される)、もし公立校受験生が使うのなら第1章を中心に。
高校生も使えないことはないが…くわしくは追記を見てね。

古文完全攻略63選(東京学参)

使用対象者:難関私立・国立高校志望の受験生
使用時期:量が多いので、なるべく早めに。
使用目的:古文の読み慣れ。また、実際の入試問題にぶつかってみる。
おすすめ度:★★★★★
(★が多いほどおすすめ。最大5つ)

全体は4章に分かれる。1章~3章が長文編、4章が知識編だ。

第1章はよくでる古文20。
古文を多読するための教材として非常に有用だ。まずはここを繰り返してやろう。
基本的には見開きで、右ページが古文本文、左ページが口語訳、下段に語句のポイント、表現のポイント、作品の背景となっている。
最初は「語句のポイント、表現のポイント」を見ながら、全体の意味を把握してみよう。
次に口語訳と照らし合わせる。最後に何度も音読だ。古文では音読が大事
(ぼくは大学院入試の勉強でも音読した!)
語句のポイントが緑色で表示されているので、それを覚えながら音読していこう。
あ、音読といってもただお経のように唱えるだけじゃだめだぞ。意味をつかみながら音読するように。
(自信のない人は口語訳を見ながらでもいいよ)

第2章は実戦問題22。
難関国立・私立高校の入試問題が中心。かなり難しいが、難関校を受験する人は一問一問モノにしていこう。
本文解説は重要単語程度だけど、設問の解説はそれなりに詳しい。

第3章はこれから狙われそうな注目の作品21。
例題がついているので、口語訳を見る前に解いてみよう。
なお、第3章の方が第2章より易しいです。だから、第1章の次に第3章をやってみる、という使い方もいい。

第4章は知識編。
古典文法はちょっと中途半端だなー。
進学塾ではもうちょっと突っ込んだところまで教えるだろう。
まあ文法の本ではないし、ページ数の制約があって仕方ないのだろうが…
文学史はよくまとまっているので覚えておこう。
月の異名は難関校受験生は必ず覚えること!!



各章の終わりに重要単語がまとめてある。これは200~250語レベルで、大学入試でも最重要とされる単語が多い
中学のうちに覚えておくと、高校に入ってからかなり楽になる。
一気に覚えるのは辛いかもしれない。長文に出てきたものを少しずつおさえる、という感じでつぶしていこう。

あ、この本は和歌関係は弱めなので、志望校の過去問を見て、和歌が出されるようなら他の本で対策しよう。

時間のない人は第1章だけでもかなり古文に慣れることができる。おすすめの本だ。
[高校入試・難関校対策の古文参考書]の続きを読む
スポンサーサイト



タグ : 中学学参・勉強法.国語