元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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こんにちは。藤裏です。
受験生のみなさんは夏休みに入って、勉強が思い通りに行くだろうかと不安な人もいるかと思います。

◆まず僕からの一番のアドバイスを。
夏休みの学習計画は最小限に立てる!

◆計画をギチギチに立てる、というのが受験生にありがちなのだが、
これは失敗しやすい。
いったん計画どおりに行かないと、その先は雪崩式に崩壊します。
「もういいやーうまく行かないし」となって自暴自棄、どうでもよくなる・・・
◆一日数学○問解く、というのも挫折しやすい。まあよほど鋼鉄の意志を持ってる人ならいいけどね。
実際には難しい問題も混じるし思ったよりは進まないものです。
単純に問題数を競うよりも、着実に理解し、一題から多くのことを学ぶ方が大事です。

◆全体に、あらかじめ細々決めても、いざやるときは予定通りにいかないもの。
それでプレッシャーを変な風に抱えてしまっては計画の意味がないっす。



◆計画を立てるのなら、
夏にぜひやらねばならないことを絞りに絞って、必ずそれだけはこなす」というように考えるといいぞ。
(僕からぜひやってほしいことは記事の後半に書いたので見てね)

そんで、計画はおおざっぱに立てればいいと思います。

「計画」はなるべく少なくし、実際の学習はそれよりも多くこなす、というのが良いよ。こうすれば精神的にも楽だし、実際うまくいく。

◆もちろん、夏休みをだらだらと過ごすのはいけないので、
だいたい
7月末まで
8月お盆まで
8月末まで
の3期にわけて、各期の区切りごとに学習の進捗状況を振り返り、
それからやるべきことを大まかに考えるとよいのではないでしょうか。


◆だらだら過ごさないための勉強の工夫としては、その日その日でやったことを紙に書き出すなんかも良い。

◆それから、寝る前の10分か15分くらい時間を作って、各教科、今日学んだ一番大事なことを1つ2つメモするといいです。
これは僕が塾で教えるときにも工夫してたんだけど、
「今日これだけは覚えて帰ってね!絶対ね!」
というものを授業の最後に書く。
◆公式とか、重要事項とか、物の考え方とか、何でもいいです。
それによってメリハリをつけることが大切なのです。



◆さてさて、夏休みに僕からみなさんにやってほしいこと(というか、やったらいいと思うもの)を挙げると
(1)予備校に行っていた人は1学期のテキストの復習
(2)今まで受けた模試の復習
(3)過去問を解くこと

の3つです。


(1)の「1学期のテキストの復習」は8月のお盆までには完了しよう。
ここで復習し終えなかったら、以後復習の機会はありません。注意!!!
※夏期講習を取った人は8月末までに講習の復習も終わらせること。

1学期のテキストの復習は二つの意味を持つ。

<その1>
◆まず、予備校で習った当初の段階では理解できなかったことを学び直すという点。
1学期を終え学力もどんどん付いてきて、当時は理解できなかったものがたやすく分かるでしょう。
学力が付いたことを実感でき、自分の自信にもつながるよね。
◆もし現段階でもわからないものがあったら、必ず講師の先生に聞くなりして疑問点を解消しておくこと。

<その2>
◆次に、これまで学んだことを整理し、今後の学習につなげるという点。
2学期以降の予備校の授業は、1学期で教えたことを前提にすることが多い。
1学期の学習範囲であやふやなところがあると、この先つまずいてしまう。これはまずい。
◆平たく言えば基礎固めですね。土台をしっかり固めよう。



(2)「今まで受けた模試の復習」も、おろそかになっている人が多いのではないかな。
模試の復習としては、3つのことを心がけよう。
◆まず、模試に出た問題を解けるようにすること。
これはまあ当たり前だけど、大事です。

◆次に、模試に出た問題の類題、同じ発想(考え方)をする問題を解けるようにすること。
応用ですね。
自分の持っている問題集で類題を探すのもいいし、カードなんかに発想法をまとめるのもいい。
 
◆第三に、模試に出て自分が解けなかった問題を解けるようにするには、今後どういう勉強が必要か考えること。
これは今後の学習計画につながる話です。
例えば暗記一辺倒の勉強をしてきて、模試で思考力が必要とされる問題に歯が立たなかったとする。
だったら「今後は記述問題に取り組んで行こう」とか、「しっかり考える癖をつけよう」とか、思うわけです。
学習の心構えを変えるだけでも吸収力がかなり違う。
模試を受け、自分の弱点を客観的に捉え、今後の学習に役立てる。受験勉強の王道です。



(3)の「過去問を解くこと」は、難関大志望の人は7月中に是非やってください。(というかすぐにやろう)
◆今がっつり解かなくてもいいです。夏休みの学習指針を立てるためという意味合いが大きい。
1~2年解いて、志望校の難易度と傾向を把握しておこう。
別に今は歯が立たなくてもいいんだ。まずいのは、怖がって過去問を解かずに入試を迎えてしまうことなのです。

◆国立大を受ける人はセンターの過去問に手を付け始めよう。
センター対策は後手後手になるとまずいです。
◆多くの教科では時間勝負になるから、必ず時間を計ってやること。


それではこれから暑く大変でしょうが、体に気をつけてがんばってくださいね。
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タグ : 勉強法

いつのまにか10万ヒット。どうもありがとうございます。

そろそろ夏休み、ということで夏の勉強の仕方についていくつかアドバイスを。
大学受験生向きに書いたけど、そうでない人にも役立つと思います。


(1)1学期予備校に通っていた人、特に浪人本科生は1学期の復習をやる。
◆1学期のうちは予備校のペースに合わせられず予習&復習のサイクルがうまくいかなかった人も多いだろう。
夏のうちに1学期の復習をやること!
ここで学習の基礎を固めておかないと2学期からの勉強がうまく進みません。
◆数学は自分が間違ったものは解き直し、正解のものはノートを見直すといい。


(2)予備校の講座取っている人は夏期講習が始まる前に予習を済ませておく
◆例えば代ゼミだと、1講座につき5日間連続で授業があるわけです。
この「連続」というのが思いの外辛い。
4日目、5日目になるとだれてくるし予習がおろそかになる(当然復習もできなくなる)。
◆だから極力夏期講習が始まる前(自分が受ける最初の講座が始まる前)に予習は終わらせるようにするといいです。
そうすれば夏期講習中は復習に時間を割り当てることができる。
◆二学期になると夏期の復習は(ふつうは)しません。だから夏休みのうちに復習込めて終わらせること。


(3)学習計画は「最小限」に立てる
◆夏休みの学習計画(この本のこの範囲を夏のうちにやるとか)を今から決める人もいるだろう。
でも、注意!ガチガチの計画を立ててしまうと、柔軟性がなくなる危険性がある。
「これをやらなきゃ、あれもやらなきゃ。→間に合わない!」
と自分で自分を追い込むことになると逆効果だ。
(予備校でフェローをやってた時そういう生徒が多かったし、実は僕もそうだったんだ)

◆もちろん学習の予定を立ててもいいんだけど、その場合は少なめに見積もることをお薦めするよ。
最低限これだけはやりたい、それをスケジュールに組むのです。
夏休みは時間がたっぷりあるからあれもこれも、と大きな目標を立てると未達成に終わる。
夏休みは思ったより時間短いよ。
予定は最小限のものとして、それにプラスアルファで勉強を追加していくといい。
自由な時間を取り、柔軟性を持たせることが大切だ。


(4)上位~難関大受験生は過去問を解くこと!
これは非常に大事。
過去問をやって、今後どういう勉強をしたらよいか大まかにつかんでおかないと、夏・二学期の学習の見通しが立たない。
(たとえば東大の英語はスピードが要求されるから、それを意識していくとか)
入試問題には、大学側がこういう生徒を欲しいという出題意図があるわけです。それに自分を合わせていかなくてはならない。

◆別に夏のうちにガッツリ何年もやる必要はないけど、1~2年は解いておきたい。
できれば夏休み最初の方に1年やろう。
◆東大志望の人は、東大模試があるだろうから、その前に過去問1年解いておくといいでしょう。

タグ : 勉強法

今日は新高1生の春休みの勉強法(英数国)について書くね。ほんとはもっと早く書きたかったんだけど、いろいろ忙しくて・・・
まあここに書いたことは、高校入ってからも参考になると思うんで、許して下され。

新高1生の学習法・参考書について質問があったらコメント欄やメールで聞いてね。


<英語>
◆多くの人は、高校から「~~総合英語」というものが配られると思う(もう渡されたでしょう)。
これはいわゆる文法書です。
「総合英語Forest」

なんかが有名なんだけど、高校で配られたものでいいっす。わざわざ買い換えることはないです。

◆分厚くてギョッとするかもしれないが、説明が多くて丁寧です。もともと生徒の自習用の本だから、学習しやすいはずだ。

◆新高1生は、このうち、
●動詞と文型
●関係詞

を読むのをオススメするぞ。
◆「文型」はどの文法書でも大体最初の方で説明されている。文法の基礎の基礎にあたります。
「動詞の文型」をみっちりやらないと、高校の英語学習がスムーズに進みません。
最優先でやるべきところだ!

◆「関係詞」はやや後で登場するかもしれないが、ここだけで独立して読めると思う。
(無理そうだったら後回しにしてください)
中学校で、「関係代名詞」というのを習ったと思うけど、高校ではこれの発展と、「関係副詞」というのを習います。
昔は中学校でも「関係副詞」まで教えてたんや。だから今の子にも高校英語へのつなぎとして「関係詞」をやってほしいというわけ。
読解でも「関係詞」はとても重要だからね。学習の優先度は高いです。




<国語>
◆国語は漢文の学習を進めておこう。漢文はすぐ得意になるし、得点源にもなる。
漢文の初歩は一人でも学習できる。
中学校ではあまり習ってなかった人がいるかもしれないが、高校に入るまでにダッシュで勉強しよう。

◆漢文については、新高1生春休みの国語勉強法というのを過去に書いたので、参考にしてください。
高校の春休みの宿題で漢文が出される人は、それをしっかりやればいいです。

◆現代文が好きな人・力をつけたい人は現代文の参考書を買ってやってもいいね。
現代文は、現代文解釈の基礎(中央図書)

というのがオススメなんだけど・・・Amazonだと時々品切れになっている。大きな書店に行けば売ってるけどね。
勉強法や、代替参考書についてはこの記事を参考にしてね。



<数学>
◆数学は、高校で中学校の復習の宿題が出てると思います。
余裕のある人は、数学1の「数と式」というところを先取り学習でやれるといいね。
オススメの本は・・・と言いたいところなんだけど、新高1から新課程になるから、まだ参考書が出そろってないんだ。
有名どころは、新課程の本も出してるんだけどね・・
とりあえず「数と式」のとこは計算問題中心だから、高校の教科書で学習できると思う
「教科書ガイド」を買えば、教科書の問題の解答が載っているので、便利でしょう。
「集合」という分野はちょっと難しいから、高校で習うのを待ってもいいね。
まあとにかく計算を出来るようにしておこう。計算が苦手な人は、中3で習った「式の展開」と「因数分解」をしっかり復習しよう!



※お知らせ
全国3人のカス日記ファンのみなさま、ひさしぶりに更新しました。

タグ : 勉強法

現在中3の人、私立志望や公立推薦の人は進路が決定したかな。
合格した人はおめでとうございます。

「おめでとう」だし、受かった矢先に赤の他人の僕がこういうことは押しつけがましいんだけど…
高校行くからには、勉強することが目的なはずです。
「高校に入ること」自体が最終目標じゃないよね。

もしも大学に進学したい、それも良い大学に行きたい、と思ってる人は、
やっぱり4月までに勉強してほしい。
これは僕の実体験からそう思うのです。



僕は、今でこそ大学院で言語学勉強してるんだけど、
中学生のころは英語が大嫌いし、苦手だったんだ。
でも、大学入試は高校入試以上に英語が重要になってくる。それは当時の僕も知ってました。
だから、高校に入るまでの春休みの期間、相当の時間を英語の勉強にあてた。



その時の様子については、
英語やろうと決意したとき
ジーニアス英和辞典を引いていた日々
に書いたんで、興味があったら読んで下さい(笑
あ、その時の僕の勉強法を真似しろというわけではないよ。
ちょっと無茶なところがあったし、よほど根気がないと嫌になるだろう。
新高1生のお薦めの勉強法については、明日か明後日書きます。



確かに英語嫌いだったよ、
でも「嫌いだから勉強しない」というのは「逃げ」だと思って、何も考えずがむしゃらにやってました。
そして、1ヶ月みっちりやれば、少なくとも良い勉強の仕方はつかめる。
そのまま勢いにのって、5月半ばかな、
高1になって初めての英語の模試では1問ミスで校内トップでした。

もし高校に入るまでの春休みに勉強してなかったら、
間違いなく英語の成績は下の方です。
ビリから数えた方が速いでしょう。

高校に入って最初の方でつまずくか、それとも勢いをつけるかの差は大きい。
あの春休みに勉強してなかったら…
おそらく今、言語学をやってることはないよ。
そう思うと、あのとき勉強してて良かったなと思う。

だから、合格したことを喜ぶのは思い切り喜んでいいんだけど、
入学後の自分、将来の自分を考えて、春休みに勉強してほしいのです。
うまくやればめちゃくちゃ成績上がるからね。

勉強法は次回書くけど、何か質問とかあったらコメントやメールでお願いします。

タグ : 勉強法