元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

2019/07123456789101112131415161718192021222324252627282930312019/09

チョイスの記事一覧
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(1)
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(2)
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(3)
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(4)



数研出版の「クリアー数学」(受験編)が教材だった、僕が高3生のころの授業。

生徒はあらかじめ問題を割り当てられる。(家で考えられるように)
※解説集は別冊になっており、生徒には渡されません。
担当の生徒は黒板に出て解き、みんなの前で説明をしなくてはならない。
解説に誤りや不足があったら先生がつっこみ、コメントする。

予備校で現役生見てたり、ブログで話聞いたりしてると、こういう授業されてるとこ、意外とあるんだなと気づいた。

こういう形の授業にはいろいろ問題点がある。
下に書くのは僕の実体験である。
こんなことを書いて注意を促したいほど、マイナスの面があるのである。
あ、深刻な話じゃないんで、笑い飛ばして結構です(笑)

これを読まれてる高校の先生方、
きちんとした指導ならきちんとした授業になるので、怒らないでください。

数研出版の問題集で、こういう授業を受ける現役生!
もしも以下のような感じならちょっと注意したほうがいいよ(解説が配られればまだ良いのだが…)
時には完全自習することを決断したほうがいいかもしれない。


・その1
「式と計算」で始まる
クリアーは解説はないが、最後に答が書いてある。
計算なので、類題をチャートなどで調べやすい
苦手な人も、友達に教えてもらう
授業は始終なごやかな雰囲気で進む
6~7人が黒板に出て解き、説明をする
使う公式などを色チョークで強調する生徒もいる
みな、答は合ってることを巻末解答で確認しているので、得意顔である
授業後は生徒が
「いやー、公式忘れてたとこあったよー」
「計算遅くなっててまずいわ」
などと軽口を叩いている
こう言えるのも余裕あってこそ、である

人間、本当に追い詰められてたら自虐もできない
(ということを後に知った)

・その2
最大・最小問題で早くもつまずき始める
ここは複数分野にまたがり、やっかいなとこである
解けない生徒が出てくる
授業後に「俺、この問題当たらなくてよかったわー」という声が聞かれる
解けない人に対しては、先生が「次の授業までの『貸し』ね(来週までに考えておけ、ということ)」という

・その3
解けない生徒はどうしても解けない
とる道はとりあえず2つ考えられる
(1)数学ができる友達に聞く
(2)参考書で調べる


(1)の道→
「受験は個人戦」
みな自分のことで精一杯であるので他人に教える余裕はない
(2)の道→
4STEPは解説ない
チャートにも載ってない…\(^o^)/

が、誰かが良いアイデアを出す
(3)の道→
「赤本に解説のってるんじゃね?」
そう、「クリアー数学」は大学名が書いてあるので、赤本で調べられる。
しかし、赤本に収録されていない年度だと、本格的に\(^o^)/

また良いアイデアが出る
(4)の道→
「去年の先輩のノート見せてもらえばよくね?」
しかし、去年の先輩が使っていたのは「クリアー数学」ではなく、「メジアン数学」であった
\(^o^)/

・その4
生徒が黒板で解き、解説するということだが、
当然のことながら生徒には個人差がある
数学が得意でも他人に説明するのは下手、という人もいる
字が汚い、声が小さくて聞こえない、という場合も
これは仕方ない
塾の先生だと問題だが、素人の高校生だからね
が、こういう風に授業が進められる生徒たちはたまったものではない

模範解答が配られないので、受験期に最も重要な(特に国立で)「答案の書き方」の練習ができない
(まあ別冊解答も良いものじゃないんだが)
最初のうちは写せなかったり、理解できなかったりしたところを友人同士で補完し合うが、
それも段々無くなる

・その5
お茶の水女子大の不等式の問題であった
発表者の女の子が赤本を調べ、「答をつきとめた!」と嬉しがっている
しかし、式変形の意味がさっぱりわからないらしい
が、黒板に赤本のとおりに書く
発表者はわかっていないので説明できない
ただ(赤本に書いてあった)式をそのまま読むだけである

発表後の先生のコメントを僕は今でも覚えている
「そう、これはこうやるんですね」(終。次の問題へ)
『これ』という指示語は何を指すのであろうか?
『こう』という指示語は何を指すのであろうか?

先生は、他の問題に応用がきくように、着眼点・発想などを教えてくれるのではないのか
これなら、別冊解答集を渡せば先生はいらないのではなかろうか

この瞬間ぼくは授業を完全無視することとなった
「クリアー数学」は僕の発表の時以外、学校のロッカーに眠ることとなった
6月ころの話である
今思うと、もっと早くに見切りをつけておくべきであった

実はその問題は2変数の斉次式に関するものであった
その式は見かけはごついが、落ち着いて見れば斉次式。これを見抜くのがまず大事である
そこに気づいたら「変数の比をとり、1変数にする」というのが定石である
そうすれば一気に見通しがよくなる

・その6
問題を解かない(解けない)発表者が増える
解かれない問題がたまっていく
休み時間に先生が来る
激怒する
「おまえたち、なんで解かないんだ!!」
一同黙りこくる
ちなみに、僕のクラスはみなやる気はあり、基本的に真面目な人々である
でも解けないもんは解けない
ヒントを与えるのならまだしも、そういうこともない
先生は強攻策に出る
解けるまで生徒を黒板の前で立たせる
生徒は考える(ふりをする)
1時間経つと縛めは解かれる
それが2回ほど続き、先生はあきらめ、解かれなかった問題は飛ばすことにする

・その7
難しい問題は解かれず、次々と飛ばされる
これでは問題集の網羅性もクソもない
もはや授業を聞いているのは、先生と(比較的)仲の良い「いい子ちゃん」だけである
あとの生徒はうつむいて「クリアー数学」を考えるか、別の問題集をやっている
もはや先生は怒らない
数学演習の休み時間には静かになり、クラスの雰囲気が重苦しい

・その8
11月で「クリアー数学」の授業は終わりとなる
半分以上解かれていないが、別冊の解答集も配られない
先生は「解かなかったおまえたちが悪い」と言った

・その9
12月はセンター演習である
O社の予想問題をやらされる
(正直、過去問や予備校系の方が良いんだが…)と思うが、ツッコミ所はそこではない

授業が始まると先生が来て問題を配る
そして(職員室へ)去る
60分経つと再び来る
解答・解説を配る
生徒は自己採点をし、解答用紙を提出する
これで授業が終わる

・その10
センター試験が終わり、登校日である
教室へ行くと数名の女子が教壇のところで泣いていた(点数が悪すぎて)
僕の隣の席の女子は、僕に向かって「やばいよーやばいよーやばいよー」と繰り返している
先生が来て、「だいじょうぶでーす!一発逆転ありまーす!」となぜかハイテンションでなぐさめて(?)いた

・ラスト
これ以上はとても書けません
ちなみに、僕のクラスは半分以上が浪人を選択しました
スポンサーサイト



タグ : 高校数学.参考書個別レビュー 雑記.ブログ主の昔話

チョイスの記事一覧
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(1)
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(2)
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(3)
高3生の数学の授業と、チョイス新標準問題集(4)



前回のつづきです。
この記事には「チョイス新標準問題集」の話は出てこないけど、つづきなんでこういうタイトルになってます。
あと、僕の昔話というか、かなり無意味な話なんで、そこんとこよろしくお願いします。


ぼくの出身高校は、田舎のいわゆる自称進学校です。
いや、自称進学校というのが申し訳ないくらい、「なんちゃって自称進学校(笑)」でありんす。

高校入学後のオリエンテーションでは、教師らが
・あなたたちはこの高校に入学できたエリートである、誇りを持ちなさい
・この高校は部活動にも力を入れており、文武両道がモットーだ
・我々教師は受験指導のプロである
・我々の言うとおり勉強すれば必ず一流大に入れる
・毎日全ての授業の予習復習をしなさい
・我々はあなたたちを徹底的にしごき、鍛え上げる
・高校の授業に必死についていくことを考えなさい
・塾や予備校に行く必要は全くありません

ということを力説していた。

あの、当時はですね、ネットが未発達だったし、都会の高校(本当の進学校)の実態も分からない。
この田舎高校に来る前は(引っ越したのです)、
さらにド田舎の土地で暮らしていた(コンビニなんて勿論無い、マラソンコースは山ん中、通学路に蛇が出る)ので、
「こりゃすごい高校に来てしまったもんだ」
と恐れおののき、感動していた(笑)。
今でいうと「情弱乙」ってところだが、当時はまあ仕方なかった面もある。


高校から渡されたのは4STEPと青チャートでありました。
これらは「自分で家でやれ」ということで、解説されません。
当時の青チャートは、現在のものよりもずっと解説が少なかった。
それでも4STEPの「無解説」に比べれば、ありがたいくらいであったのだ。
でも、これら両方こなすと、量が尋常じゃなく、パンクする。間違いなくパンクする。
ぼくは当時は真面目な少年であったので(笑)、
「高校から渡されたのだからやらなくてはいけない」と信じ込み、みごとにパンク&挫折しました。

あ、僕の偏見ですが、「数研出版の傍用問題集+青チャート」という組み合わせの高校は、
「自称進学校」をちょっぴり疑ったほうがいいです。特に「ただ生徒に渡すだけ状態」という場合は。
それから、受けさせる模試が「進研模試」のみという場合には、もう少し疑ったほうがいいです。

そんなこんなで、僕の数学の成績は順調に下がり、一時は平均以下である(文系理系を混ぜて)。
これはやばいと思って勉強法変えたり、
「1対1対応の演習」やら他の本やらやったりして、何とか持ち直した。

「もうこんな高校しらね。自分で計画立てて、入試対策しないとダメだ」
と思い、高2夏からはほぼ学校の授業無視で勉強してますた。


それはおいといて、僕の高校だと、
高3の数学の授業は「入試対策」の授業が混じり、週1~2時間、
問題集を使って演習をするのである。

その授業体制については高1のときにすでに聞いていました。
(高1の僕は、「この高校すげーや、この高校マンセー」状態であることに注意)
受験生の先輩に聞くと、
「問題集渡されて、あらかじめ問題が生徒に割り当てられるよ。
自分の番になったら、黒板に出て解答書いて、みんなの前で説明しなくちゃいけない」
ということだ。
それを聞き、ますます「すげーや!入試対策もしてくれるなんてありがたやありがたや」と思った僕であった。
そんで、僕が先輩に「すごい授業ですね、ついていけるか心配です」と目を輝かせて言うと、
先輩は「そんな良いもんじゃないよ、大したものじゃないよ…」と口を濁すのであった。

つづく

タグ : 高校数学.参考書個別レビュー 雑記.ブログ主の昔話

ぼく、高校時代には随分と辞書を引きました。

中学のヘタレ英語(当時は英語が大の苦手だった)を脱却するため、高校に入る前の春休みに英語漬けの毎日。
高1途中からジーニアス英和辞典を使いました。現在出ているのは第4版です。


これは当時の僕にとって最高の辞書だった。動詞の文型表示が見やすく、語法にもたいへん詳しい
文法好きの人にはたまらないのではなかろうか。

2年半この辞書を使った結果、結構ぼろぼろになりました。使用に耐えられなくなったので、大学入学を期に買い換えました(大学に入ってからは、リーダーズ+プラスと英英辞典数冊をメインに使った)

↓その時使ってた『ジーニアス』です。
ジーニアス2

ジーニアス1

ジーニアスの初版なのですが、酷使してると背表紙がとれます。でも、僕は辞書を乱暴に使ってたわけではないです。
むしろ、丁寧に使ってた(と思う)。
中に書き込みは一切ありません。知らないことはノートに書くようにしてました。
(今思うと、重要なところにマーカーを引くのでもよかった)

休日など、多いときは1日100回は引いてました(辞書で調べたことはノートに書いてたのでどれくらい引いたのか分かる)。
英文法・語法の問題集で知らないことがあったら辞書で確認する
リスニング問題で発音が不確かだったら辞書で確認する
などと、とにかく辞書を引く毎日でした。
あ、今でも「辞書引くの速いですね!」って塾の生徒から驚かれます(笑)

まあ、辞書さえあれば英語学習ができる、というのも一面の真理なんでね。
昔から偉い人々はそうやって地道に勉強をしてきました。


わからないことがあったら辞書に聞く、辞書を引くほど英語力がつく、というのは、東大で英語教育に携わっていらっしゃる斉藤兆史先生も強調しておられます。

今の中学生・高校生は辞書の引き方を習わないことが多い。
下手すると辞書を持ってさえいない。

僕は、これがたまらなく悲しい。


ところで、安井稔先生という、英語学で僕が尊敬する方がいらっしゃるのですが、安井先生が「英語のアルファベットを逆からスラスラといえますか?」ということを書いていらした。

みなさんどうでしょうか。
abcd…ではなく、zyxw…と言っていくんですね。
僕はすらすらといえませんでした。

安井先生曰く、これがすらすらと言えない人は辞書を引く回数が足りないのですって。
僕はこれを聞いて、ぞっとしました。

自分はまだまだ勉強が足りないですね。格闘あるのみです。

タグ : 高校英語.辞書 辞書.英語 雑記.ブログ主の昔話

僕は中学生のころ、英語が大嫌いでした。
成績もよくなかった。
英検は卒業時で4級(中2相当レベル)です。しかもギリギリであった。総合では偏差値75超えてたので、明らかに他科目の足をひっぱっていた。

そんな僕ですが、高校に合格し、「大学入試の肝は英語だ」と聞いてから、必死に英語を勉強しました。
高校入学までに相当やりました。
それからというもの、受ける模試はいつもほぼ満点(偏差値だと75~85)に保てました。たかが受験英語だが、それでも自信につながった。
いつのまにか英語が最も得意な科目となっていた。

そんな僕の英語勉強法について。

高校に入学するまで暇だったので、1日最低10時間は英語に当てました。
(高校から春休みの課題も渡されたので、それをこなす時間も必要だった。)
合格してみんなが浮かれているときに差を詰めるしかない。そう思い、必死にやった。

春の日差しを浴びつつ、英語が得意になった自分をイメージして(←これ重要!w)、やる。
語学の初期段階は、とにかく詰め込みも必要。ごちゃごちゃ理屈を言う前に、まずは時間をかけてやるのだ。
初めは丸暗記でもいいと思う。が、それをしだいに理解へとつなげていくこと。

以下、3冊の本を入学までの1ヶ月間でやりました。(英文法精解は8割読破、英語構文詳解は半分ちょっと)



文法の参考書兼問題集として、一番最初にこれをやりました。
(ほんとは、これの前にフォレストなどを読んで、演習用として使ったほうがよいのかもしれない)
見開きページ内に、解答&解説があり、非常に使いやすい。
もちろん中学卒業程度ではほとんど解けません。まずは解説から読むのだ。
そして、翌日には復習として、前日の問題を解く。そのとき、解説を自分で再現できるようにもっていく
わからない単語も多いので、もちろん辞書をどんどん引きます。意外とこれで単語力も身につく。問題は自力で訳せるようにします。
これをひたすら繰り返す。
2週間くらいで終わらせました。自信(だけ)は相当ついたw

※この本は現在も販売されている。
改訂され、ボリュームが増した。問題形式が現在の入試とはやや異なるところがある。が、1~2年のうちにじっくり英語を鍛えたい人には今でもお薦めできる。



母親が持っていた本。
中学生のとき、another/the other/others/the othersの違いがわからなくて、この本を見たら疑問が氷解し、感動した。いや、今ではそこらの参考書に書いてあるけどねw
この本は僕にとって説明がわかりやすかった。説明が腑に落ちる。文法を丁寧に教えようという著者の意気込みが伝わる。
その昔は東大生に人気だったらしい。古き良き時代の産物
745ページという分厚さ。昔の学生はこういう本を読破したのだ。
ちなみに、母は教師でしたが、この本は持っていただけでほとんど読んでませんw
学習法は、以下の通り。

文法事項の解説を読む
→例文を読む(わからない単語は辞書を引く)
→例文を頭の中で訳す
→正しい訳を確認
→例文を音読

これで単語力・解釈力も身につく。
他の文法書でも、このやり方は応用できる


なぜか中3卒業レベルで手を出したこの本。内容は高度です。とても中3でやりおおせるものではない(当時は参考書に全くの無知で、知らずに買った)。事実、今ふりかえると理解できていなかった部分も多い(なにせ独学で、質問できる人もいなかったし)。
が、気合いでやりました。

整序問題(単語を並び替えて正しい文を作る)を解き、それを通して構文のあり様を学ぶのだ。
とはいうものの、まず問題として羅列されている単語の意味がわからんw
辞書を引く。
考えてもわからん→解説を読む。
解説は、非常に論理的で、しかも実践的である。
当時の僕が一体どこまで理解できてたのかは知らんが、英語の語句の配列に整然とした規則があると知り、猛烈に感動した。その感動だけで頑張って読み進めましたw
上記2冊で(一応)文法を固めてなかったら、それこそ手も足も出なかったと思う。

この本は、故伊藤和夫氏の最高傑作だと思う。氏自身、この本には相当の愛着があったそうだ。受験生全てにお薦めするわけではないが、伊藤和夫ファンなら読んでほしい。また、文法大好きな人にも読んでほしい。
文法を体系的に扱っているため、整序問題が得意になるだけでなく、読解にも役立ちます。
今は二色刷りで新装になっているが、当時は硬く無駄のない説明に活字の古さもあいまって、一種の崇高ささえも醸し出していた。それに心酔したんですね、昔の僕は。



中学英語はお茶をにごす程度の文法しかやらず、欲求不満・わからないことだけが残っていった。
定期テストで点がとれても、それは単に暗記の積み重ねに過ぎなかったのだ。
いつも胸に「しこり」のようなものが残っていた。が、どうすればそれが無くなるのかはわからなかった。
中学卒業は、自分の英語勉強法をリセットする機会だと思った。
思えば、僕はまさしく文法的な人間であった(今でも文法を専門にしているくらい)。自分の性格・性質を分析して文法から入っていったのは、正解だった。英語が体系的にわかり、面白くなっていった。

生まれつき英語が出来ない人というのはいない。
英語が出来ないと言っている人は、単にやらないか、もしくは自分に合った勉強法が確立できていないだけなのだ。
万人に合う英語学習法は存在しない。性質・能力といったものは千差万別だから。
僕みたいに文法から始めるのに限らない。
リスニングでもいい、会話でもいい、単語を覚えるのでもいい、自分の得意なところを突破口とする
ただ、それだけに偏っちゃだめね。総合的な英語力をめざす。

ぼくの場合だと、文法から始めたが、例文を訳すということを通じて、単語力・解釈力を身につけた
、また、それを音読することはリスニング力につながる。
こうして、均整のとれた英語力を形成できたのだと思う。

僕の勉強法は、決してみんなにお薦めするものではない。
分厚い文法書をひたすら読む、というのは多くの人には耐えられないだろう。そして、その気持ちもわかる。
が、自分に合う勉強法を見つけることが大事だ、というのはわかっていただけたのではないか。
もう一度言う、本質的に英語ができない人間なんていません
「がんばってるんですが、英語ができないんですけど…」という言い訳は甘えだよ。それは実はやってないか、勉強法が悪いんだ。



まずは覚悟を決めること。必ず英語ができるようになると言い聞かせること。
他人から押し付けられたものではなく、自己を分析し、自分に合った勉強法を確立する。
そうすれば、誰もが英語が出来るようになるのです。
結局当たり前のことかもしれんけどね、僕はいちばん重要なことだと思ってます。

タグ : 雑記.ブログ主の昔話 高校英語.英文法

※詳細なレビューについてはこちらに書きましたので、よかったら参考にしてください。



ぼくは中学の時は数学が得意だった。
が、高校に入り、数学ができなくなっていった。
数学の教師が暗記主義で、彼が教えた解法以外の解き方では点数がもらえなかったことなども原因だろう。
当時、僕は真面目だったので、教師の言うようにひたすら解法を覚えようとし、しかし、一方で僕は記憶力が悪かったので、そのようなやり方では成績が伸びない、という悪循環に陥っていた。
僕は、数学とは、
 自分で考えることではなく、教師の解き方を忠実に再現すること
と思っていた。悲しいことである。

学校で使っていたのは、4STEP青チャート(ともに数研出版)。

4STEPは解説がついていない。教師がたまに黒板に解くので、それを暗記。
重要なポイント・方針もへったくれもない。
とにかく解説がないので、よく分からない問題は丸暗記or飛ばす、という馬鹿なことをやっていた。
この問題集は量もすごい。物量作戦という言葉がまさにピッタリと来る内容である。

青チャートは自習用教材だったが、僕には向いていなかった。
まず、莫大な問題数(確かⅠAで約800問)!
あの分厚さは、見ただけで戦意喪失する。
2~3回は繰り返すことを考えると、1日必ず5題というノルマを決めてもこなすのが難しい(これに加えて、教科書の予習復習、4STEPもやらねばならないのだ!)。
ただ漫然と解いているというだけで、全然力がついた気がしなかった(事実つかなかった)。
何より解いててつまらない。
青チャートを配られる高校も多いと思うけど、自分に合わなかったら見切りをつけるのも一つの手である。もっと取り組みやすい問題集もたくさんあるからね。




で、こまった僕は、本屋で数学の問題集を探していたら、「1対1対応の演習」シリーズを見かけた。
※当時は今みたいにネットが発達しておらず、良い問題集・参考書などは人から伝え聞くか、
参考書紹介の本を買うか、であり、まあ多くは手探り状態であった。


出版社は東京出版。これが名高い「大学への数学」を出しているところだということは僕も知っていた。
当時は、数学ⅠAで1冊、ⅢCで1冊、ⅡBだけ2分冊(つまり高校範囲を計4冊でカバー)となっていて、量も多くない。
僕は、「少ない問題をじっくりやるほうが伸びるのでは?」と思い、買った。
そのころは、1対1対応シリーズはそんなに知名度高くなかった。参考書紹介の本でも見たことはなかった。
しかし、これは当りだった。
斬新な解法が次々と出てきて、まず読んで面白い。
しかも自然と、考える数学力が身につく問題である。(易しすぎず、難しすぎない)
例題と演習題がセットになっているのだが、演習題は例題を単にマネするだけでなく、少しは自分で考えることも必要な良問なのだ。まずは例題だけマスターする、という使い方もあり。

難易度的には、大学入試の標準問題がメインですね。(青チャートはこれより易しい問題も難しい問題も入ってます
単に公式を当てはめるだけで終わる問題はほとんど無い。ある程度の思考力が必要とされるので、教科書の内容は理解した上で、その発展という位置づけで捉えると良いかと。

数学のほんとうの力を身につけたい人、自分であれこれ考えることが好きな人、にはおすすめできる本





今回紹介したのは、3Cですね。僕が高校生のころよりページ数がずっと増えてます。
数3は、理系の人(特に私立理系や医学部)にとっては最重要である微分積分が含まれている。
昔、塾の夏期講習(個別指導)でこれを使いました。わからないところを、こちらで補足説明というのが中心ですね。
その子は、夏期講習に来ただけで、2学期以降はこれを自分で進めたらしい。とにかくみっちりとやった。
彼は上智理工と理科大に合格しました。
今の版は、その当時よりもさらに内容が充実している。理科大でも数学科以外はこれと過去問で十分いけるんじゃないかと思う。
微積は計算力も重要なので、問題数の多い教科書傍用問題集なども使う必要があるが、原理的なことはこの本でほとんどカバーされている。
とにかく、特に数3分野については非常に優れています。


タグ : 雑記.ブログ主の昔話 高校数学.東京出版系