元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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タグ:高校国語.古文_その他 の記事一覧

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受験生のみなさん、古文はちゃんと勉強してますか?
つい手薄になりがちな科目。
でも、私大ならウェイトが相対的に高くなり、おろそかに出来ません。国立はそれなりの難しさのものが出される。記述中心なので、適当な勉強じゃ通用しないぞ。

夏以降は長文問題を解いていきたいところ。
7月までに、最低限の単語・文法は身につけよう!



さっき「最低限の」と書きましたが…
目安としては、
古文単語は200語
文法は、
用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用の仕方
助動詞の[1]接続、[2]活用の種類、[3]意味、を暗記
が最低限のライン。
古文が入試に必要な人は、夏に入る前にこれぐらいはやっておきたい。


ちょっと単語力を計ってみましょう。
反転で答が出るようになってます。

TOP100語に入る<超>頻出単語
かなし=いとしい、かわいい
ののしる=大騒ぎする
こころもとなし=不安だ、気がかりだ、待ち遠しい
なかなか=中途半端だ、かえって
あてなり=上品である、身分が高い

TOP101から200語に入る頻出単語
いはけなし=幼い
ありつる=さっきの
具す=一緒に行く、連れて行く
こちたし=うるさい、仰々しい
ねんず=祈る、我慢する

合格ラインとしては、<超>頻出単語は4問、頻出単語は3問、計7問といったところ。
これらは高1・高2レベルなんで、怪しいようなら早急に単語力を伸ばしたほうがいいでしょう。

以下、参考書の紹介。


単語帳は、今みなさんが持っているものでいいですが、僕のおすすめを挙げると…。
250~350語レベル(初中級レベル)としては、
土屋の古文単語222


読んで見て覚える 重要古文単語315

が売れ筋で定番。
「土屋の古文単語222」については、過去に記事を書きました。下で紹介する「新・古文単語演習ノート」と組み合わせるのも効果的だ。
「読んで見て~315」は、学校で採用してるところも多い。「315」と言うが、関連語・派生語まで覚えればそれを遥かに越える。MARCHレベルまで対応できるでしょう。

新・古文単語演習ノート(日栄社)

を使えば、単語の勉強と同時に解釈力も身に付くよ。夏にやっておけば、頻出単語はバッチリ抑えられる。
過去に紹介記事書いたので、参考にしてね。

文法…
嫌で嫌でやってない人もいるのではなかろうか。
苦手な人のための、僕のおすすめとしては、
望月光のいちばんやさしい古典文法の本

イラスト入りで読みやすい。これより易しい本は無いと思って、がんばって読もう!文法の勉強の仕方なども書いてあるぞ。

文法は問題を解かないと身に付きません。簡単なものとしては、上記の本と同じ筆者が書いた
基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル

が良いとおもいます。問題を解いて、答え合わせをしたら、その文を音読するんだ。口に出すことで、自然に正しい文法が見に付くぞ。

これより少し上のレベルとしては、
ステップアップノート30古典文法基礎ドリル

もいいね。

文法嫌いな人ほど毎日解くことが大事!ちょっとずつでもいい、毎日やることで抵抗がなくなります。
がんばっていこう!
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タグ : 高校国語.古文_その他

使用対象者:(基礎力のある)私大受験生。
使用時期:日常用としても使えるが、夏期・冬期などの長期休みに。入試直前にも。
使用目的:古文の基礎事項(単語・文法・常識・文学史)の演習と確認。


実トレで有名な山本先生の、総合古文問題集を紹介します。
さすがベテランの先生だけあって、入試問題のツボをおさえてある。入試に出るところと出ないところの見極めも適切。
全問、実際の入試問題。この本が出たのは1998年(といっても難易度の変化くらいで、設問形式その他は今とほとんど変わりないよ。安心して使おう)。
前書きに、古文の入試問題が易しくなっている旨があるが、今の入試はその時よりもさらに簡単だろう。これ一冊やれば、得点力アップがみこめる。
長文は収録されていないので、長文読解演習と合わせれば完璧。

欲を言えば、短文を解釈させる問題も入れてほしかったが…
前後の文脈を長く引っ張ってこなくちゃいけないし、スペースの都合もあったのだろう。


よく、予備校の直前講習でこの本と同じような内容のものがあるけど、たいていの受験生はその頃には基礎力(本の解説を自分で読んで理解できる力)はついてると思う。
この本は、スペースぎりぎりまで解説を付してあり、解説を読むことでも力がつくようになっている。問題数も多いし、入試古文の各分野をカバーしてある。

基礎ができている人は、予備校の講座費用の1/10程度で、それと同等(またはそれ以上)の効果が上げられると思います。
時間的にも、予備校の授業は受けるだけで6~8時間とられるんでね。予復習をいれるとその倍は軽くいく。直前期には結構痛い。基礎事項はこの本を使って自分で確認するというのは効率面からもおすすめ。
Amazonで中身が見られます。気に入ったら使ってみてください。


以下、本の詳細な内容とコメントです。
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