元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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もう受験勉強を始めた新高3生も多いことだろう。いうまでもなく英語は最重要科目の一つ。
英語の受験勉強はまず文法を固めよう!
文法で基礎を固め、英文解釈につなげていくのが春にやりたい勉強。今回は文法の話です。


◆文法を嫌いな人いるかもしれない(いや、「多い」といったほうがいいかな)。
でも、いま文法に取り組まなかったらずっと文法に手をつけないままになっちゃうよ。
(夏になって「よし、夏から文法やろう!」と奮起する人はあまりいないと思う)
◆文法は半分理解、半分慣れ。
継続してやれば必ず力になり、点数になって現れてくるところです。
一度できるようになってしまえば点数が安定するのが文法分野。
最初は辛いかもしれないが、文法は英語力の基礎にあたるので頑張ってやってほしい。



◆問題集の進め方だけど、文法問題集は繰り返してやってほしい。
目安は3回以上(全部できるようになるまで繰り返す)。
ただ6回7回やってもポロポロ間違えるという人は勉強法が間違ってないか見直したほうがいいでしょう。

◆英語が伸びない人は「文法問題なんて半分以上できたらいいや~」くらいの気持ちでやってるんだな。
これはいけない。
文法は稼ぎ所なんだ。
塾の生徒にも言ってるんだけど、文法問題が100問あったら100問正解するくらいの気持ちで取り組まないとダメ
もちろん最初はいくら間違えてもいいんだけど、復習を重ね、100問中100問正解、ノーミスにまで仕上げよう!



◆1回目は時間は気にせずやり、解説をよく読んで理解する。
わからない文法用語があったら文法書で調べる!
わからない単語があったら辞書で引く(わからない単語があっても問題を解くにはさしつかえないことも多いが、辞書を引く習慣をつけよう)。
で、次の日に軽く復習しよう。

◆2回目は1~2週間後に。
文法問題は適当に答を選んではだめだ。答の丸暗記は論外。
文法はかっちりやらないとできるようにはならない。
「なぜその答になるのか」を他人に説明できるように。こうならないと「理解している」とは言えない。
(ぼくは実際、高校生の時こういう風に勉強してた。
そして塾講師として個別指導で教えるときも、いくつか問題をピックアップして生徒に説明させてたぞ。
もちろん完璧な説明じゃなくていいんだけど、要点をおさえられているか、文法事項を理解してるかがよくわかるんだ。)

◆3回目以降はスピードを意識する。
問題を見たら瞬時にその問題のポイントを見抜けるように!
<速く><正確に>解くのが文法問題のコツです。



以下、新受験生がこの時期にやるといい英文法問題集の紹介だよ。
この時期(新学期前後)にやるのなら、解説がくわしくて英文法の知識が整理されるものがいいぞ。
(私立の人は、夏以降にもっと演習量をつもう)
レベルが易・標準・やや難の三冊を紹介するので、参考にしてみてください。

・易レベル
英文法・語法問題ベスト400: これが入試に出る!

◆入試の易しめとなるとこれが良いかなあ
一応、日東駒専~センターレベルということになってる。
(早慶の問題も少しだけ混じるけど、そういうのはたいてい知識問題だから暗記してしまえばいいぞ)
◆文法問題集としては易しいし、解説も丁寧。
ただ、英文法が苦手な人にとってはこれでも難しいかもしれない。
そういう人はフォレストなどの英文法書の練習問題からスタートするのがよいと思う。
◆なお、英文法が苦手な人は文法用語を毛嫌いして覚えようとしない場合が多いけど、それはダメ。
入試問題集は文法用語を使って解説しているからね。それに文法用語を受け入れた方が文法を体系的につかめるんだ。
細かい用語は知らなくていいけど、問題集の解説に出てくるような言葉は知っておこう。知らなかったら文法書で調べよう。

・標準レベル
大学入試 アップグレード UPGRADE英文法・語法問題 改訂版

◆この類の網羅系の問題集の中では一番よいと思う。
◆とにかく出題頻度にこだわっている本。入試で聞かれる問題が何かがわかる。
見やすく、取り組みやすい。量もおさえぎみだ。
◆レベルはMARCHくらいまで。国立でセンター以外に文法問題が出ない人はこれ一冊にしぼってもいい。何度も繰り返すこと!

・やや難レベル
英文法・語法のトレーニング1 戦略編

◆問題レベルとしては、入試標準~早慶上智レベル。すでに何か問題集を一冊仕上げている人向きだな。
◆英文法のルールを314の「攻撃点」としてまとめてあって、良い文法の復習になる。
弱点発見テストというのもついていて、これは夏休みなどに総復習としてやると効果的だ。
◆語法問題もカバーしているのが特徴。語法部分は重要なのでしっかりやろう。(文法部分と併行してやってもいい)
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タグ : 高校英語.入試準備 高校英語.英文法 入試準備.英語

『フォレスト総合英語』以外の英文法書をば。
別に僕は『フォレスト』をひいきしているわけではなく、高校採択率が高いので特に取り上げていたのです。
基本的には、自分の高校で紹介された本を使えばよいでしょう。(不安な人はコメントなどで聞いてください)
高校で何も紹介されなかったという人は、以下も参考にしてみてくださいね。
おおむね、下に行くほど難しくなってます。



英文法・語法のトレーニング 基礎講義編(Z会出版)
英文法
網羅的な本ではないが、文法の大枠を知るには良いでしょう。
中3卒業レベルで十分とりかかることができる。これが理解できなかったら、中学レベルに戻るのが早道でしょう。
噛み砕いて説明してあり、会話体で読みやすい。
逆に、会話体であることで、復習がしづらいかもしれない。この本の後に文法の教科書でおさらいすると、なお効果的である。
この本をメインにするというよりも、文法の輪郭をつかむための補助として使用したほうがよいと思う。
Exerciseはセンターの問題が入っていて、やや難しい(特にこの本を読むレベルの人にとっては)。実力がついてからチャレンジするか、いっそのこと他の本で演習してもOKだ。
※Z会の本は、Z会の通販や提携書店で購入できます。

高校総合英語Harvest(ハーベスト)(桐原書店)

『フォレスト』と同じ、桐原書店から出ている。知名度も高い。
紙面構成はこっちの方が見やすく仕上がっていると思う。
網羅性は、フォレストよりは低いだろう。だが、細かいところは文法問題集で補っていけばいいとも言える。
ページ下に、チェック問題がたくさん載っている。どれも簡単なので、不得意な人の確認に適している。
(これに苦戦するなら中学校の英文法を復習しよう。)
ページ数は多いが、例文の占める割合も多い。思ったよりサクサク進むはずだぞ。
『フォレスト』よりも要点が絞ってあるので、より通読に向いている本だと思う。

英文法のナビゲーター(研究社)

故・伊藤和夫氏が残した本。伊藤節が冴える。
最初に問題が十数問あり、それの解説を通して英文法の本質にせまろうとする。
解説が非常に詳しい問題集、と思っていただければいいだろう。
特筆すべきは、伊藤氏が最も重視した体系的な説明である。
重要なところは重要だと強調してあるので、頭に残る。
しかも、例外を明記することで網羅性も高くなっている。
完成度が非常に高い英文法の本だ。
実は、文法問題にとどまらず、読解にも役立つように工夫されているぞ。
だが、基本的には「問題→解説」というスタイルなので、ある程度文法がわかってないと取り組めない。
受験生中上級レベル(高2でも得意な人なら取り組める)。
他の本や高校で学習した後にこの本を読むと、色々発見があるはずだ。個人的にイチオシです。
なお、語法や熟語は扱っていない。これらは『アップグレード』などで補おう。

英文法解説(金子書房)

高校・大学教師はみんな知ってる有名な本。
説明に手抜きがない。ごまかしがなく、かつわかりやすいという稀有な本である。
昔はこれを読んで英語学を志した高校生が多かったらしい。
英語を本格的にやろうとする人には、ぜひぜひ読んで欲しい(大学に入ってからでもいいから)。僕のお願いであるw
例文がやや難しい(その分、読めば力がつくが)ので、不得意な人は避けましょう。

ロイヤル英文法(旺文社)

ガチガチの英文法書。この分厚さ・内容でこの値段は安い!
これに載っていないことはほとんど無いと言える。
中学・高校の教師をやる方には是非持っておいてもらいたい本です。
通読には不向き。(説明が淡々としていて、だれる。分厚い。)
わからないことを辞書的に調べるのがよいでしょう。
調べ用の最終兵器です

タグ : 高校英語.英文法

今回挙げたのは、前回の網羅型の文法問題集で手薄になりそうな所を補強するためのものです。

これに該当するものとして、
<1>語法問題
<2>整序問題(並び替え問題)
<3>正誤問題

があります。

<3>の正誤問題は、主に難関校で出される。対策は高3になってからでよいでしょう(今回は紹介しません)。
<1>・<2>はセンター試験に必ず出されるし、模試や英検でもバンバン出ます。
整序問題は極力、理屈抜きでパッパと解けるのが一番いい。それには慣れが必要です。(難問は慣れだけでは解けないが)
英語で稼ぎたい人は、早いうちにこれらに取り組むことが必要でしょう。
以下は、そのための問題集。やっておくと他と差をつけることが出来るでしょう。
前回紹介した網羅型の問題集のどれかをマスターしてからやってください。



<1>語法問題対策
マーク式基礎問題集 2 [文法・語法―基礎]

語法問題の比率が高い問題集。
語法は暗記要素が多い。最初はできなくても気にしないこと。
この問題集は、解説が非常に詳しいので、よく読んで、どんどん覚えよう。
夏休みや春休みなどに1週間くらいで集中してやると良いと思います。



<2>整序問題対策
マーク式基礎問題集 5 [語句整序]

この問題集は、割と問題数が多く、解説もそこそこである。レベルは大体センター試験と同じくらいかな。一般私大対策にもなる。問題慣れには良いでしょう。
熟語や定形表現については詳しいが、「文の組み立て方」という視点からするとやや弱い感じがする。
(「暗記して終わり」、ということになりがち。『英語整序問題速攻100題』や『英語構文詳解』と組み合わせるといい)
自分でスラスラ並び替えられたものは、解説を読む必要はありません。
解けなかったものは、「並べるコツ・ポイント」に注意して解説を見てください。
整序問題もスピードが大事です。瞬速で解けるまで繰り返そう。


英語整序問題速攻100題

文型を中心とし、「文の組み立て方」を重視してある。単なる暗記に頼らない解き方のコツを教えてくれる。
「例題」は見づらい(ごちゃごちゃしてレイアウトが悪い。これは勿体無い)。
例題以外の解説は適度で良いと思う。
難易度は私大入試のやや易~標準が多い。時々難しいのも入ります。
100題というのは、文法問題の数としては少ない。
なので、これだけやって安心しないように。

英語構文詳解

伊藤和夫氏の最高傑作。整序問題を通して、英語と日本語の構造の違いがわかるようになる。(これは英作文対策にもなる
本格的な整序問題対策に。志望校の過去問を見て、難しい整序問題が出ていたらやってください。(3年になってからでもOK)
構造把握力も身に付く。
相当難しいので、英語が得意な人(特に文法が好きな人)以外は手を出さないように。

タグ : 高校英語.英文法

網羅性の高い問題演習書を3冊紹介します。知識が細切れにならないようなものを選びました。
総合英語と並行しながらやると良いとおもいます。
『アップグレード』と『英文法・語法のトレーニング』は、入試対策としても使える。
でも、文法は(特に網羅的な本は)高1・高2のうちにできるだけ固めておくのがいい。


『フォレスト』と組み合わせるのなら『解いてトレーニング』が相性がいいかな。初心者でもできるし。
・入試標準レベルの本としては『アップグレード』がいい(『ネクステージ』より良い)。受験に力をいれる高校では(地方の進学校くらいでも)、このレベルを高1・高2の内から宿題としてやらせます。なので、上位大を目指す人に遅れをとりたくないなら、高2から取り組みたい
『英文法・語法のトレーニング』は英語が得意な人向きです。
※もし単語力に自信がなくて、これらの演習書が無理だと思った人は、『(フォレスト)総合英語』のチェック問題だけでもしっかりやろう。

これらの本は、繰り返して、正解を解くためのポイントが瞬時に思い浮かぶようにしよう文法問題は、速さと正確さが大事なのだ。

新高1/高2生のための参考書(英文法)も参考にしてね。



Forest解いてトレーニング

3段階のレベル別になっており、各自の能力に合わせた学習が行える。高1から十分使用可能です。
単独での使用も可能だが、『フォレスト総合英語』と組み合わせるのがやはり効果的でしょう。

アップグレード英文法・語法問題(数研出版)

難易度は入試標準レベル。
類書と比べて解説が良い。知識の整理にもなるので初回時には解けた問題の解説も読もう。分からないところは総合英語で確認する、という使い方を。
最近の入試の出題頻度にこだわってあるので、大事なところがわかる。
高1・2ならわからない単語もあるかもしれないが、辞書を引きながら進めよう。
書店でちょっと立ち読みして、あまりにも単語がわからなかったら使うのは後回しに。
桐原の『ネクステージ』より良いと思います。

英文法・語法のトレーニング1 戦略編(Z会出版)

(※Amazonのは旧版なので、Z会のサイトか、Z会の書籍取り扱い店でご購入ください。)

英語が得意な人はこれを。ただし、問題は難しめです。易しめの問題集をやってからの方がいいかもしれない。
参考書・兼・問題集といった性格の本。問題のレベルは入試標準レベル以上。早慶上智といった上位私大も含まれる。でも解説が丁寧なので、あまり詰まることはないと思う。解けなくても気にしない。解説をしっかり読もう。

<攻撃点>という囲みコーナーで、どこを覚えるべきかのメリハリがついていて使いやすい。
説明は丁寧でわかりやすいく、かつ密度が濃い。一度読んでもなかなか身につかない。攻撃点を中心に、2度・3度と復習しよう。

この問題集は、今流行の語法にも力をいれている。これだけやれば相当の力がつくぞ。語法は暗記が中心となるので、地道にコツコツ覚えよう!

最後には弱点チェックという復習問題がついており、攻撃点の総ざらいができる。夏休みなど、まとまった時間のあるときに挑戦すれば効果は大きい。

タグ : 高校英語.英文法

※以下では、『フォレスト総合英語』を紹介していますが、高校で配られた文法書なら、大抵どれでも良いと思います(不安ならコメントなどで聞いてください)。

『フォレスト総合英語』

の目次を見てください。
(他の英文法書でも大体似た目次だと思います)
この目次を、大きく3つに区切って説明します。


(1)文法の中心となる項目


動詞と文型
動詞と時制
完了形
助動詞

不定詞
動名詞
分詞
比較
関係詞
仮定法
疑問詞と疑問文
否定
話法

●これらは、最重要事項。文法問題で聞かれるし、読解でも重要である。
「動詞と文型」は、最近の中学生は習っていない項目かもしれない。でも、これは読解や英作文の上でもものすごく大事なところである。特に繰り返してやること!!
●後にも書くけど、独学でやる人は、「比較」「仮定法」はとりあえず飛ばしていいです。難しいから。
でも、難しいだけあって差がつくところ。取り組むときには気合いをいれ、特に入念にやろう。
なお、比較のところは『山口英文法講義の実況中継(下)』

がわかりやすいので、活用しよう。
「話法」は、昔は好んで話法の転換が出題されたけど、最近では出題率が低いかな。


(2)読解で重要になる項目
名詞構文・無生物主語
強調・倒置・挿入・省略
同格

●これらは、主に読解や和訳で重要となる。国立大の和訳問題では、これらの文法事項が絡んでくる可能性が高いので、しっかりやること。
●「名詞構文・無生物主語」は、英語と日本語との違いに関わる。この範囲は自然な和訳をするときに重要になる。おろそかにしないように。特に例文を読み、慣れるのが大事。「訳しにくい・盲点だ」と感じたものは、カードにまとめよう(表に英文、裏に和訳)。


(3)品詞分類による項目
名詞
冠詞
代名詞
形容詞
副詞
前置詞
接続詞

●これらは、優先順位としては低い。が、入試には出るので、最終的にはやること。「前置詞」と「接続詞」だけは優先してやろう。



少なくとも上記の(1)と(2)の範囲は、1~2年時にマスターしよう。
450ページくらいか。でも導入のページなどがあるので、実際にはもっと少なく感じます。
また、『フォレスト』は、総合英語の本の中でも分厚い方。他書ならこれより少ないだろう。

上位校を狙う人は、問題集と併用する時間も含めて、できれば(1)・(2)を1年の時に一通りやりたい(細かいところは2年になってから問題集を使いながら確認、でよい)。



具体的にどうやるかですが…
1回2ページくらいというのはさすがに困る。
ある程度の量を一度に読まないと、細切れの知識になってしまう。
細かいことは徐々に覚えればいいので、まずはざっとつかもう。
本当は1章を1度に読むのがいいが、それは辛いところ。長い章もあるからね。
まあ、1回につき、10~15ページくらい進めるのが標準ペースでしょうか。1章をいくつかに区切るといいです。
これを週に3回くらいやればいいと思う。ただし、人によってペースは違うので、あくまでも目安です。

読むときのコツをいくつか。
1.学校で文法の授業をしっかりやってくれる人は、『フォレスト』は復習用として使うといい。習ったその日のうちに該当部分を復習するのが一番効果的です。高1で文法は終わるはずです。

2.必ず例文に目を通す。わからない単語があったら辞書で引く(本に意味を直接書き込んでよい)。例文は、もちろん文法の重要ポイントが盛り込まれている。これを見ることが読解力養成につながる。
2回目以降読む時には、和訳を見る前に、まず頭の中で訳してみること。

3.やはり1回読んだだけでは頭に入らない。2~3回読もう。前回やったところを確認してから、今回の分を読めば、いい復習になるぞ。
まずは、細かいことよりも全体の大枠をつかもう。暗記・暗記と考えると辛い。最初は重要ポイントをがっちりつかむ。文法を「樹」に例えるとすると、「幹」の部分をしっかりおさえるんだ!
だいじょうぶ。問題演習を繰り返せば、徐々に頭に入ってくるよ。

4.文法書を読んだ後には、問題演習をして知識を定着させること。
まずは、フォレストの「Check」問題がお手軽である。これは基礎中の基礎。必ずやろう。
これに加えて、なるべく他の文法問題集(これは次回紹介)も。
文法書をただ読むだけだと「分かったつもり」になっていることもあるものだ。演習をして、知識を確認しよう!

というわけで、次回は英文法問題集の紹介です。

タグ : 高校英語.英文法

多くの学校では、「総合英語」などと名のついた英文法書が配られると思います。一番採択率が高いのは『フォレスト』でしょうか。↓
総合英語フォレスト

ちょっと色を使い過ぎてて、僕は目が痛くなるのですが…自分でマークしづらいし…
でも、まあ無難な本でしょう。
高校で配られたものなら、大抵どれでも良いと思います(不安ならコメントなどで聞いてください)。

この本、高校からは「読んでおいてねー」だけで終わることが多い(授業でも使われない)。
それは、生徒にとって「読まずに部屋に飾っておく」を意味する(笑)。
が、それは実にもったいない。ページが多いが、その分説明が多く、わかりやすいのだ。

「総合英語」は、分厚いので、3年になってからでは読む余裕がない。1~2年のうちに読もう。
僕が塾で教えた経験上、半年ちょっとあれば文法事項の大事な所は終わる。(長文演習を併行しても)
生徒に家で読んでこさせて、塾で大事なところだけ教えるという形である。

独学だと、特に大事なところはどこか、わからないかもしれない。
そういう人は、『総合英語』を1章読むごとに、該当する部分を『山口英文法講義の実況中継』でおさらいしよう。
(必須というわけではないが、あると便利な本)

この本は網羅度は低いが、最重要ポイントに絞って、語り口調で解説してあるのだ。
サクサク進むはず。『総合英語』との相性が良い。

そして、『総合英語』(と『実況中継』)がある程度(数章)進んだら、復習がてら問題集で確認しよう。
解けなかった問題は、解説を読むなり、『総合英語』でチェックするなりしよう。
答の単なる暗記になってしまってはしょうがないぞ。
なぜその答になるか、人に説明できるようになって初めて、文法がわかったと言えるのだ。

どの問題集を使えばよいのかは、また今度説明するよ。

次回は、具体的な学習プランについてです。

タグ : 高校英語.英文法

大学入試の英語では、英文法は必須である。
英文法問題は、安定した得点源の一つである。英語が出来る人は、ここでしっかりと稼ぐ。
それに、英文法をやらなかったら、長文も読めない
単語を適当につなげるだけの読み、適当な読みになってしまうのだ。

悪いことに、英文法を嫌いという人は多い。(これは現在の教育にも問題があるのだが)
そして、そういう人の勉強を見ていると、
  「(4択の)英文法問題集をひたすら繰り返す」
というものが多い。
高校の小テストなどで、毎週確認させられる学校もあるだろう。
この種の問題集がまるっきり悪いというわけではない。
しかし、これは社会でいう「一問一答」のようなもの。
やるには、ある程度の基礎力(というか、相当の基礎力)が必要なのだ。
最近は、高校でも英文法をみっちり教えることが少なくなってきている。
英文法の基礎をろくろく身につけていない人がこれを繰り返しても、単調でつまらないだけだ。
小テストで人から強制されれば、なおさら嫌になるだけ。

あのね、英文法学習は無味乾燥な暗記ではないし、4択問題を黙々とこなすことでもないんだぞ
英文法の大枠(体系)をつかむこと、それが一番大事なんだ。
文法の知識は、バラバラに存在するわけじゃない。
一つ一つがつながって、整然とした体系をつくっているんだ。これを理解し、納得するのが英語の力。

「英文法問題集の答を覚えるほどやった」という人がいるが、それは少々ピントがずれている。
大事なのは、
なぜその答なのか、人に説明できるようになること
さらには
重要ポイントがとっさに頭に浮かぶようになることだ。

今は良い英文法書が多く出ている。独学でも十分英文法を学習できるぞ。
高校の授業で不十分なら、自ら計画を立てて勉強していこう!
正しいやり方をとれば、最初は辛くても、段々得意になる。
そうすれば、きっと英文法が好きになるよ。

高1・高2のうちは、
英文法の体系をつかむ=基礎力をがっちり蓄える
ことが大事。この「基礎力」を確認する意味で問題集を使っていこう。

僕が薦めるのは、時間のあるうちに英文法書(「総合英語」)を読むということ。
総合英語フォレスト

※別にこの本じゃなくてもいい。大抵高校で配られるはず。
これで学習できるのは英文法に留まらない。
例文を読めば英文解釈力が身に付くし、知らない単語を辞書で引けば単語力だってアップするんだ。
英語は総合力。常に総合的な力を伸ばすように心がけよう。

次回は、「総合英語」を使った勉強法です。

タグ : 高校英語.英文法

僕が高校2~3年時にやった英文法問題集です。
僕は国立オンリーの受験ですが、不必要なくらい文法の演習をつみましたね…
でも2~3年時は、文法にあまり時間を割いてません。1年のときに基礎をみっちり固めたので、大体はスラスラ解けました(正誤問題とZ会のを除く)。




文法問題集としては体系的な構成。地味だが使いやすい。解説もくわしい。代ゼミのトップ講師も薦めていました。
センター~私大まで、幅広く対応する。演習書を1冊やるのならこれ。
良い本なんだけど、今は絶版。さびしい。


語法面に少し不安があったので、これをやりました。地味なつくりだったけど、桐原の「英頻」よりかはずっと良かった。


♪今でもおすすめ
問題の出し方に少々芸がないかな、とも思うが解説は詳しく、非常に良心的。
手作りの本、という感じがする。
解説の密度が濃いので、それを覚えるだけでもかなり労力がいります。A問題中心でやるのもあり。自分の志望校に応じて使い分けよう。
正誤問題は少し前から東大も出すようになった。難関私立でも出題される。
この形式は文法問題の中でもトップクラスの難易度。総合力が試されるからね。
単なる暗記でなく、考えることが要求されるので、文法の総まとめにやるのもよい。
文法が完全に身についていないときにやっても効率が悪い。冬前からでもいいでしょう。


語句整序問題。センターでも出題されますね。立命館がたまに超難しいのを出したりしていた(記憶がある)。
この本は、英語構文詳解をやった僕にとっては難しくなかった。問題数こなしただけ。
語句整序は、問題数をこなして、速く解けるようにするのが大事。慣れれば一瞬で片付く。


♪今でもおすすめ
少し前から東大で好んで出題される、段落整序。
なかなかいい演習書がない中、この本は貴重な存在でした。今はこれに代わる問題集あるのかなー?
絶版だが、今でも使える本。


市販の英文法問題集のなかでもトップクラスの難しさ
特に語法部分がガチにむずい。語法は暗記でひたすら詰め込むしかない面もあり、記憶力が良くない僕は手を焼きました。
とはいえ、入試問題から成っており、難関私大ではここまで要求されるところもある。(上智や・慶応の一部学部)
それでも英語で差をつけようと思う人以外はやらないでよいだろう。
難しい上に問題数が多く、やってもやっても終わらない…


番外。
有名なので、興味本位でセンター前に総復習としてやりました。
体系的でないし、解説も不親切。下手するとゴリ押しの暗記に陥る。
昔は相当有名で、受験生はみなやっていたというこの本。僕が受験生のころは既に下火でした。
最近の出題傾向に合ってない気がする。
解いててつまらないし、僕はあまりおすすめしない。

タグ : 高校英語.英文法

引き続き、僕が高1の夏以降にやった本のご紹介。
『英文法解説』を読むのに多くの時間を費やしてます。

今でもおすすめできる本は
♪今でもおすすめ」
マークをつけてあります。


非常に有名な伊藤氏の本。適度な難易度の良問を集める。
体系的にまとめられた問題集だが、逆にいうと、問題の並び順&見出しで答の予測がついてしまうという欠点も(著者の伊藤氏も認めている)。
学校の定期テストにあわせ、自分で範囲を区切ってやりました。


上の本とセットで使った。
というか、「解説は上の本を参照」ということになっている。
これは、僕の母(元英語教師)が解いた後に譲りうけました。ちなみに、母はブランクがあるとは言え、5割強しか出来ていませんでしたw
相当に難しい問題も含む。伊藤氏は「これが出来たら文法問題は卒業」と言う。


いとこから貰った(未使用でした)。
総問題数2000題!
文法のみならず、単語・熟語、アクセントなどものっている。というより、単語・熟語問題だけで950。
それらが無機質に並んでいる様は、恐ろしいwやってもやっても終わらないw
解説は多くは無い。ぎちぎちに詰め込まれた解説を読んでいると、なんだか萎えてくる。
M男にはいいのではないでしょうか。
全部やろうとは思わず、自分が伸ばしたい出題形式をしぼって、ひたすら問題数をこなすのが賢い使い方か。
今も売ってます。


♪今でもおすすめ
この本は、当時の僕でも知っているくらい有名だった。
難しいと聞いていたが、説明がきちんとしていて、実はかなりわかりやすい
この本は例文が非常によいのです。
しかも文法的説明も類書とは一線を画する。根本的な説明がなされている
将来英語教師になろうと思う人は、ぜひぜひ読んでほしい読んで面白いから。
僕は高1の2・3学期で3回ほど通読しました。尤も、全部理解できていたかは、今となってみれば相当怪しいがw
(なにせ全部独学で、高校の先生に質問しても答えてもらえなかった)
いや、でも得るものは非常に大きかった。英文法の醍醐味を知りました。
家庭教師か個人指導をするときは、これか『総合英語Forest』
         
を使ってます。
『総合英語Forest』は学校の採択率が高く、使いまわせるから。
『英文法解説』は、適宜例文を説明し、重要ポイントを強調しながらやらせると、中級レベル以上の生徒ならこなせます。「英文法は丸暗記ではなく、面白いものなんだ」という感想が聞けると、僕も嬉しい。

今は効率・効率で、難関校受ける人でも、こういう本読む高校生は少ないんだろうな…
尻込みせずに読んでほしいんだけどな…


英文法の瑣末な事項は切り捨て、「読む」ための文法を提示する。
伊藤氏の考える英文解釈は、「前から読んでいき、ピリオドに達したと同時に解釈が終わっている」のが理想なのである。この文法書も、そのスタンスが色濃い。
S+V+X+Xとか、なんでそういう書き方をするのか、当時の僕はよくわからんかった。伊藤氏の目指す「直読直解」の理念を知らなかったので、十分に使いこなせなかったのだ。
比較の説明に光るところがある。

興味のある人は古書で買わなくても、英文解釈教室や英語長文読解教室で代用できます。
          

これらは、今の受験生向きではないかもしれません。指導者が読むとよい本です。

タグ : 高校英語.英文法

僕は高1のときに英文法の本を相当やりました。英語はまず文法から入る。これを鉄則にしてたんでね。
まあ、どの参考書が良いかわからんから、手当たりしだいやったというのもあるがw

以下でそれらをご紹介します(量が多いので、2つの記事にします)。
本を紹介する順番は、当時の僕がこなした順番と大体同じです。

は、既に(春休みに)にこなした状態で、以下をやりました。

なお、実際にやってみてあまり良くなかった本や、今では絶版の本も含まれてます。
で、みなさんに今でもおすすめできる本は
♪今でもおすすめ」
マークをつけました。参考にしてみてください。


♪今でもおすすめ
今の入試で流行りの「語法問題」(センターでもよく出る)の配分が大きい。語法は文法書では手薄になりがち。語法は文法とはちがって暗記要素が多い。最初はできなくても気にしないこと。
この問題集は、解説が非常に詳しいので、よく読んで、どんどん覚えよう。解説中に例文も豊富にあがっているので、必ず目を通そう。

僕は1週間くらいでやりました。繰り返して即答&全問正解できるまでやる。勘で解くのではなく、(必要とあらば)なぜその選択肢を選ぶのかを説明できるように。
制限時間が書いてあるので、最終的にはそれ以下の時間で解く(はじめは気にしなくていい)。
高1・2~高3春におすすめの本です。


木村明氏の本と並行して読みました。
スタンダード。教科書風なので読んで面白いわけではないが、変な癖もなく安心して使える。
意外に、相当細かいところまで載っている。苦手な人はこの本から入らないほうがいいと思う。情報量が多くてパンクする。辞書的に使うほうがいいかもしれない。


♪今でもおすすめ
ネクサスという考え方(元は大英語学者・イェスペルセンによる)を使うところに特色がある。といっても、「ネクサス」と言わないだけで、他の文法書も似たような説明の仕方してたりするけどね。

ともすると単なる暗記になりがちな比較の説明(「下」の後半に書かれている)が非常にうまい
比較のとこは、著者自身最もわかりやすいと自負している。よかったら、この部分だけでも読んでください。

教科書などで学んだあとに読むと色々発見があるだろう。講義調で読みやすい。何度も読もう。
そして、演習を必ず他書で行おう。(僕は使わなかったけど、同著者・同シリーズの演習書も出てます
細かいことは載っていない。あくまで、重要ポイントに特化した本。


絶版。一週間の合宿(勉強合宿ではない)に行ったときに持っていって読んだ。当時はそれほど英文法が好きだったのだよw
同著者の『英文法精解』のコンパクト版という感じ。良い復習になった。
一週間で、大体半分(200ページ)は読めたと思う。
当時の培風館の英語の本は、表紙に味があったなあ。レトロで好きでした。


♪今でもおすすめ
参考書・兼・問題集といった性格の本。
(※Amazonのは旧版なので、Z会のサイトか、Z会の書籍取り扱い店でご購入ください。)

<攻撃点>という囲みコーナーで、どこを覚えるべきかのメリハリがついていて使いやすい。
説明は丁寧でわかりやすいく、かつ密度が濃い。一度読んでもなかなか身につかない。攻撃点を中心に、2度・3度と復習しよう。
問題のレベルは入試標準レベル以上。早慶上智といった上位私大も含まれる。なので、いきなり解説から読んでしまってもかまわない。ただし、最終的には解けるように。
英文法が苦手な人には不向きかなと思う(説明は丁寧だけどね)。

この問題集は、今流行りの語法にも力をいれている。初版は古いが、語法の重要性を強調し、時代を先取りしたともいえる本。語法は暗記が中心となるので、地道にコツコツ覚えよう!

最後には弱点チェックという復習問題がついており、攻撃点の総ざらいができる。夏休みなど、まとまった時間のあるときに挑戦すれば効果は大きい。

この本、結構時間を食うので、難関校を目指す人はできれば1~2年の余裕のあるうちにやっておきたい。これ1冊をしっかり仕上げれば、文法で困ることはそうそう無いと思う。あとは、必要に応じて、正誤問題整序問題といった、形式別問題集をやるだけ。



※ちなみに、僕は高1の1学期で以上をやりました。Z会の『英文法・語法のトレーニング1』は文法書の良い演習・復習になった。語法問題は暗記メインとなる(しかも文法と違ってあまり体系的でない)ので、暗記が苦手な僕にはかなりしんどかった。でも、語法問題はセンター試験にも頻出なので、しっかりやっておこう!



おまけ。

学校採用品。夏休みに宿題になっており、仕方なく読んだ。(学校の教科書も文英堂でした)
フツーの文法書。特におすすめはしない。

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