元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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今日は英文解釈本のご紹介です。

◆私大志望の人は、普通は入試レベルのもの(下記にあげたレベル)を1冊やれば十分(「英文解釈のトレーニング必修編」がオススメ)。
国立大志望の人は1~2冊くらいが目安かな。
◆大学別としては、阪大・京大で難しい和訳問題が出される。ここの志望者は念入りにやってください。
東大では文構造がそんなに複雑なのは出ないし、速読が重視される。
でも難しい文章の解釈ができれば結果として速読力もアップするし、
要約なんかでも正確に読み取る力が前提とされる

東大志望者は夏までには解釈を完成させるようにしてください。

◆解釈本は良いものが多いので、レベル、問題数などに応じて選んでください。
だいたい下に行くほど難しくなります。

◆ここに挙げたのはいずれも入試レベルなんで、
もっと易しいもの、レベル別シリーズものについては、
新高3生の入試準備のための英文解釈参考書・問題集
を参照してください。

★が多いほどおすすめ(最大5つ)。たとえば★★★☆☆なら評価3となります。



英文解釈のトレーニング 必修編
★★★★★

◆講義編と問題編にわかれている。
講義編は文法的にどう英文を読むかの説明。基本的なことから書いてある。
ひととおり文法の学習が済んでいればわかるようになっている。
例文が出てくるので、全部自分で訳してみよう(頭の中で訳せばいい)。
これが良い訓練になる。わからない単語はもちろん辞書を引くこと。
◆問題編は、確認問題(1行の和訳、易レベル)と、演習問題(数行の和訳、入試やや易~標準が中心)から成る。これは訳を紙に書こう。
確認問題200題、演習問題85題で結構ボリュームがある。
まずは確認問題だけやるというのもいい。
演習問題の星印のものは難しめとなっている。
◆網羅性が高いし、段階を踏んでレベルアップしていく、コストパフォーマンスが高い良い本だ。
私大志望者は、難しい和訳問題が出ない限り、解釈はこれ一冊で良いだろう。

"毎年出る"頻出英文解釈
★★★★☆

◆入試標準~やや難。
◆Part1とPart2、それぞれ110問ずつで計220問。
これだけやればほとんどの入試問題には対応できるぞ。
各英文短めなので、文脈が取りづらい面があるが・・・
文章全体で言わんとすること、意味、内容を考えながら和訳するように。
◆Part1では各問題の下にヒントが、ページ下欄に語句の意味が載っている。ここの語句は*以外全て覚えよう。(*のついているものは入試問題中で注がついていたものなので覚えなくてよい。)
なお、知らない単語はもちろん辞書を引くように。
◆別冊解答は、1題1ページの解説で読みやすい。文法事項の確認ができるし、文構造は二色刷で図示されている。
くどくなく、必要十分といった感じでとても好ましい。
Part2は少し解説が不足している。
ただ、Part2はPart1の問題と同じ文法項目でそれぞれ対応しているので、Part1の復習としてPart2を解くことも可能。
Part2はランダムに解いていって実戦演習的に利用することもできる。
◆Part1は一度は紙に和訳を書くこと。復習時は解けなかったものを訳出すればよい。
Part2は多読用に使ってもいいし、訳出してもいい。時間的余裕に合わせて利用しよう。


構文把握のプラチカ―英文解釈
★★★★★

◆第1部は和訳問題で、問題レベルは入試標準~やや難。
文法・構文別の20のセクションに分かれていて、各セクション中は3題~4題の和訳問題から成る。
10行程度の「中文」の一部に下線を引き、そこを和訳させる形式が多い。
英文解釈・和訳の基礎ができている人が問題演習として使うとよいよ。
◆別冊解答では、英文構造が図解してあり、解説も適度、重要語句の意味も載っている。
◆第2部には長文問題が6問載っている。これも入試標準以上の問題から成る。
(中文の)解釈から、長文へのつなぎにもなる優れた本だ。

ポレポレ英文読解プロセス50
★★★★☆~★★★★★(取り組むには相応の学力が必要)

◆レベルは入試標準~難。
既に一冊解釈の問題集を終えた向きという感じがする。
この本をやるには、偏差値として65近く必要でしょう。
◆50題。復習が容易な本なので、最低3回は読み直そう。
◆解説は、贅肉をそぎ落とし、解釈の思考過程を顕わにしたという感じ。
・基礎的な知識をいかに運用するか
・前から英語を読んで理解していくにはどう考えればよいか

という「読解プロセス」に専ら重点が置かれている
これは他書には無い、この本ならではの特徴だ。
英文を読む際の頭の働かせ方を身につけることができるのだ。
(なお語釈はほぼ無いので自分で辞書を引こう)
◆ライオンマークの問題は難しい。基礎的な文法事項が絡み合うとこんなにも難しくなるんだと思い知らされる。
と同時に、難しい問題はマニアックな知識を問うのではなく、基礎の組み合わせから成るということもよくわかる。
◆解釈の方法としてはこれ一冊でどの大学にでも対処できるが、国立大で和訳が課される人はもう1冊演習用に使うのが良いだろう。

英文読解の透視図
★★★★★

英文解釈の参考書としては最も難しいレベルに入る
阪大・京大志望者は「ポレポレ」+「英文読解の透視図」という人が結構いると思う。
(これらの前に、ある程度の英文解釈力が身についていることが必要だが)
◆長文の中の一部を和訳させる形式なので、京大などの実際の入試問題に即しているのがいいね。
◆解説は詳しいです。ひととおり文法を終えていれば理解できるようになっている。

英文解釈教室 改訂版
★☆☆☆☆(今の入試傾向を考えると使いづらい)

◆故伊藤和夫先生の有名な著作。
個人的には伊藤先生の本は好きなのだが、受験生には『英文解釈教室』は薦めづらいです。
◆改訂されて解説は詳しくなったのだが、良い使用法がなかなか考えにくい
各章、1~2行の例文が並んだあと、中程度の長さの例題が提示される。
通常の使用法では、ひたすら和訳していくこととなろうが、メリハリがつかず、莫大な分量と相俟って飽きやすい。(挫折しやすい)
最初からやると、Chapter3時点で既にだれます。
一冊の本として体系性を有しているのだが、復習がしにくくて、全体像も把握できなくなっている。
いっそ「解釈事典」として利用し、他の解釈問題集でやった、自分の弱いところを索引から調べて補強するのが良い。全部やっていると時間が無くなるからね。
◆ほとんどの受験生には不要でしょう。
英語好きな社会人には良いかもしれない。
受験生は、「ポレポレ」+「英文読解の透視図」のセットの方が早く終わり、効果も大きいと思う。
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タグ : 高校英語.英文解釈

英語の入試対策としては、
<英文法>
<英文解釈>
が基礎の二大柱。前回は<英文法>の本を紹介したので、今回は<英文解釈>についてです。

◆「英文解釈」とは、文法の規則にしたがって英文の構造をとらえ、正確に読むということです。
文法から長文への橋渡しと思ってくれればいいよ。入試では「和訳問題」として聞かれるね。
「英文解釈」ができないと「単語を適当につなぎあわせて読む」=「勘をたよりに読む」だけになってしまう。
これでは英語の点数が安定しないんだな。
大学入試では「文法的に読む」という訓練が基礎中の基礎としてある。
高校では、「英文解釈」がおろそかにされることもある(ぼくの高校もそうだった)のだけど、入試では大事になってくるんだ。
「高校で習いませんでした」では言い訳にはならない。
一通り文法を終えた人は以下の参考書に取り組んでみよう。
◆基礎的なものから難しいものをあげてみたんで、参考にしてね。なお、この他にも「解釈」の本はあるけど、
春にはじめる入試対策の一歩としては以下のどれかからやるのがいいかな。
なお、以下の問題集で和訳問題があったら、必ず自分で訳をノートに書いてから答と照らし合わせよう。
★が多いほどおすすめ(最大5つ)。



次の2冊は高1レベルから始まる本。解説中心の、いわゆる「参考書」だな。
苦手な人はここくらいからやるといい。
もしこれらさえきついようなら、中学校の文法の復習からやろう。

★★★★★英文読解入門基本はここだ!

◆とてもよく売れている本。
文法をどう読解に生かすか、英語を読むときの頭の働かせ方を教えてくれるぞ。
文法が一通り終われば高1でも読める。
初心者用の本のようだが、よくよく読むと難関大受験生にとっても為になることが書いてある。英語力のある人は短期間で2~3回繰り返して読もう。
◆例題はついてるけど、問題演習が少ないので、
これ読み終わった後に高校のリーディングの教科書を復習してみるというのもいいね。
◆詳しい紹介はこの記事に書いたので参考にしてね。

★★★★☆大矢英語読み方講義の実況中継

◆文法を使って、どう英文を読むかを丁寧に教えてくれる。講義調なので読みやすいぞ。練習問題付き。
◆高1でも出来る。高2で偏差値50くらいあれば十分できるでしょう。
(もしこれが分からなかったら中学校の文法と、高校の基礎の文法を復習しよう。)
詳しい紹介はこの記事に書いたので参考にしてね。



次の本は「参考書兼問題集」。バランスよく、使い勝手がいい万能本。
高2冬の偏差値が60くらいならやれるだろう。
★★★★★英文解釈のトレーニング 必修編 ※Z会提携書店やZ会の通販で買えます

◆講義編と問題編にわかれている。講義編は文法的にどう英文を読むかの説明。基本的なことから書いてある。
ひととおり文法の学習が済んでいればわかるようになっている。
例文が出てくるので、全部自分で訳してみよう(頭の中で訳せばいい)。
これが良い訓練になる。わからない単語はもちろん辞書を引くこと。
◆問題編は、確認問題(易レベル)と、演習問題(入試やや易~標準が中心)から成る。これは訳を紙に書こう。
まずは確認問題だけやるというのもいい。
演習問題の星印のものは難しめ。
他の本で演習量を増やしてから難しい問題に取り組んでもいいぞ。
使いやすく、オススメの本だ!ボリュームがあるので、適宜復習しながらやろう。



以下はレベル別の、問題演習中心の本。いわゆる「問題集」。一長一短があるので、好みに応じて選択してください。

英文解釈の技術シリーズ
3レベルにわかれて3冊出ている。
★★☆☆☆~★★★★☆(合うかどうか人による)

<良いところ>
見開きページで構文が図示されていて、見やすい
CDがつき、音読復習に便利
<良くないところ>
「基礎英文解釈の技術」でも「テクニック」(英文を読むときのルール)が100項目と多い
単語が難しい。各単元で学習する内容に比べて単語が難しいです。このせいでかなり取り組みにくくなっている。
辞書引けば済む話ではあるが、英語が得意でない人にとっては負担になるので注意。

◆とりくみやすそうだが、単語が難しく進みづらい。ある程度時間がかかるものと思って計画を立てて進めないとダメ。
苦手な人には「入門英文解釈の技術」でも辛いだろう。
◆とりかかることができるレベルとしては大体、
「入門英文解釈の技術」…高2冬偏差値60弱・高3春偏差値55弱
「基礎英文解釈の技術」…高2冬偏差値60~65・高3春偏差値55~60、
「英文解釈の技術」…高3春偏差値70以上
くらいかなあ。(やり終えれば到達点はもっと高い)
文法的にはそれほどでもないんだけどね、やっぱ単語が・・・
※僕はそんなに好きではないのだけど、CD付きだし、使用している受験生も多い。選択肢の一つ、ということで。

英文和訳演習シリーズ
※入門・基礎・中級・上級と4レベル。↓のリンクは基礎・中級で、このあたりからやるといい。もちろん全部やる必要はないっす。
★★☆☆☆~★★★★☆(合うかどうか人による)

文法項目を網羅しているというわけではなく、テスト形式の本です。
<よいところ>
採点基準が詳しいので、自己採点できるのがいい(駿台の模試がベースになっている)。
正確かつ厳密な訳の仕方が身に付く。
なお、「答案例」は生徒の誤答。模範解答は後ろの「解答」なので間違えないように。
薄いので復習込めても1ヶ月でできる。
短い文から始まり、徐々に長くなるので長文対策に接続できる。
<よくないところ>
説明が文法的で、訳語の吟味まで細かくこだわっている。
このネチっこさが合わない人は合わない。文構造が図示されておらず、言葉での説明だから余計そう感じるかも。
立ち読みして無理そうだと思ったら避けてください。
採点基準は細かく、やや複雑なので、はしがきをよく読んでください。
※ちなみに本書のthat-Clauseは「that節」のことです。

◆レベルとしては、
初級…高1後半~高2の模試くらい
中級…中堅国立以上
上級…難関国立
中級までは、単語レベルはそんなに高くない。
だが、「単語は易しくても、文法的に読む訓練をしてないと読めない」という問題が多い。

この本は実力を計るにはすごくいいので、僕は家庭教師や個別指導ではまずこれで力を見ていたよ。
昔は非常によく使われてたけど、今の子にはこちらで説明補うことも必要かなあと思うけどね。問題文をコピーすると使いやすいと思う。
英検準2級くらい取る生徒に「初級篇」をやらせてみても、ボロボロだったりするんだ。
そういう子は「文法的に文を読む」という意識が欠如している。それだと大学入試の和訳問題は解けないんだ。
独学でやっている人はなかなかそういうところに気がつかないからね。この一冊やると英語に対する取り組み方が変わるかもしれない。
※「英文和訳演習」シリーズが気に入った人は、同著者の「英語総合問題演習」シリーズもやるといいぞ。
「英語総合問題演習」は長文問題集で、4レベルに分かれて刊行されている。本文の解説も設問解法も詳しい。

タグ : 高校英語.英文解釈

英文解釈本の紹介の続き。
★が多いほどおすすめ(最大5つ)。

西英文読解講義の実況中継
★★★★☆

使用層は高1で偏差値60強くらい、高2で偏差値55~60、高3の1学期で偏差値50くらいかな。あくまで目安だけど。

本のレベルとしては簡単な入試問題といったところ。短大~易しい私大くらい。
教科書から入試問題につなげるためのものだ。
予備校でも、高1の上位クラスはこのくらいのレベルの英文を教えてるんじゃないかな。
出てくる単語はかなり易しい(教科書レベル)ので、知らないものは辞書を引いてしっかり覚えたい。

内容は設問無し・長文のみで、<英文解釈>と<英語長文>の中間といった感じ。
複雑な文の構造を説明し、同時に重要文法も解説する。

講義調で書かれており、レイアウトも工夫されていて、非常に読みやすい。
別冊で重要事項の復習ができるようになっている。
一般に「実況中継シリーズ」は復習がしにくいので、これは非常にありがたい。
英文も別冊になっているので、(拡大)コピーして使ってもよいだろう。

第1回の「INTRODUCTION」で、かなりのページを割いて、正しい英語の勉強法、間違った勉強法(読解法)について書かれている。
まあ、ここは導入部だからね。
初めは「一応読んでおく」くらいにして、この本を最後まで読んだあと、改めて「INTRODUCTION」を読み返すと良いと思う。
言ってることは、しごく真っ当だ。
今は予備校で変な「テクニック」を教える人が多いからね。
西先生は「普通に」英語を学んでほしいと思っているのだろう。僕も同じ気持ちです。



使い方としては、…
まずは英文全体を読もう。もちろん、全訳はまだ見ない。(※気になるようなら、別冊の英文のページだけコピーしよう。)最初は辛くても辞書を使わずに、筆者の言いたいことをおおざっぱに把握する(最低限「テーマは何か」、だけでもつかもう)。
2回目は、辞書を引いて、わからない単語をノートにまとめつつ読もう。
3回目は、構造が複雑な文、自信が無いところを和訳してみよう。自分が理解してるところは和訳する必要はない
ここまでやってから、本書の解説を読むとよいでしょう。
※このやり方は、初学者のためのもの。慣れて来たらもっとざっくりした学習でよい
本を読み進めるうちに、「英文の構造(形)を捉えて読む」ということがわかってくるはずだ。
予習段階で、この本のやり方を真似して、「構造」をノートに書いてみるというのも効果的だ。

この本の弱点は、網羅性に欠けるとこかな(これは講義調の「実況中継シリーズ」では避けがたいことなのだが…)。
でも、問題数は少ないし、春休みなど短期間で終わらせられる
ちょうど予備校の季節講習みたいな感じだね。

この本をやれば自分の弱点分野がわかるだろうから、そこを他の本(文法書や、さらにハイレベルの英文解釈書)で補強しよう。特に、「比較」の項目が手薄なので、そこを学習するといいかな
仮定法のところ(第6回)は、簡潔だがいいことが書いてある。ここも非常に重要な項目なので、文法書で補強しておくといいよ。

タグ : 高校英語.英文解釈

今回は易しめの英文解釈本の紹介。
★が多いほどおすすめ(最大5つ)。

大矢英語読み方講義の実況中継
★★★★☆

高1から使用できる解釈本。
いざ英文を読むときにはすっかり文法のことなんて忘れてる、そんな人におすすめの本だ。
ただし、これはあくまで基礎にあたる本なので、受験生が使う場合は1ヶ月くらいで2回ほど読んでほしい。

生徒との対話、という形で書かれているので非常に読みやすい。
英文解釈の参考書では、もっとも易しく丁寧な部類です。

構成は、「テーマ文」の解説が中心。最後に練習問題がついていて、理解度を確認できる。
「テーマ文」は、普通の高校生が引っかかりやすい(間違った訳をしがちな)ものになっている。わざとそういう文を選んであるんだ。
だから、ここで間違えても悲しまないこと
説明を読んで理解できればOKだ!

この本の読解法は『矢印作戦』など、頭に残りやすい言葉で示されている。
方法論といっても、ごく真っ当なやり方だ。応用もきくぞ。



基本的には中学校の文法がわかっていれば読める。
でも、中学校で5文型を習っていない人は、5文型を勉強してからの方がいい。
この本では「第1~4文型」は省き、「第5文型」についてしか書いてないからね。
それから、関係副詞についてもざっと勉強しておいたほうがいい。
この本の「比較」のところは良いことが書いてある。必ず理解するように!

※もし高2でこの本が理解不可能なら、何よりも先に文法をやり直すべきだ。
中学校の文法を復習するか、高校生用の易しめの文法書をやろう。





<この本の使い方の1例>
ひとまず、第1回~24回を終わらせることを目標としよう。
高1・高2生は1日1回のペースで進めるといいかな。
2回進めたら、次の1日は復習に当てよう。(下の<おすすめの復習法>を見てね)
つまり3日で2回進めるということだ。
そうすれば1ヶ月ほどで24回まで終わるだろう。

練習問題が1回につき3~5問ある。
ノートの左ページに英文を写し、右ページに和訳を書くといい。
(余白をとって、間違いを直せるように)
英文の構造を図示しなければならない問題もあるからね。
それに、基本的な単語が多いので、写すことで単語の練習にもなるし、復習しやすいぞ。
わからない単語が出てきたら、辞書を引いて、ノートに書きこんでおこう。

<おすすめの復習法>
この本でやった範囲を、文法書でおさらいしよう。(例えば、この本の第1~4回は文法書の「関係代名詞」にあたる)
文法書の例文を、自分で訳していってみよう。
紙に書かなくても、日本語訳を口に出してみるくらいでOK。
辞書はどんどん引いてよい。というか、わからない単語は必ず辞書を引き、単語力をつけてください。
意味は文法書のあいてるところに書き込もう。
これをプラスするだけでもかなり力がつくぞ。

時間に余裕のある高1・高2生は、文法書でうまく訳せなかった例文を、カードなんかに写すといい。
カードの裏に正しい日本語訳を書こう。
そうすれば、「自家製例文集」のできあがりだ!
これは自分の弱点が詰まったもの。ときどき例文集を復習し、音読しよう。
こういうのをコツコツやることで英語力はアップするぞ。

※英文法書は、学校で配られたもので十分です。
売れ所は、
総合英語Forest


Forestより簡単なものとしては、
高校総合英語Harvest

があります。

タグ : 高校英語.英文解釈

英語学習で、教科書レベルから入試レベルに進むには、
<文法>
<英文解釈>

の二つをやる必要がある。

<文法>は、入試に文法問題が出されるんで、その対策に。
入試中級レベルまでは、文法はパターンみたいなもの。努力すれば点がとれるので、稼ぎ所と言っていい。逆に言うと、英語が伸びない人はここで点数を落とす。ミスしてはだめ。模試の文法問題では常に満点を取るつもりで。

<英文解釈>は、英文の構造(形)を捉え、文法的に読むのが目的。
だからここでも文法力が要求される。ただ、<英文解釈>では、細かい文法知識ではなく、文法の基礎がわかっていればいい。大事なのは、文法を読解に生かすことだ。


今回と次回は<英文解釈>の参考書の紹介だ。

長くなるので、今回は2冊紹介ね。(次回にも追加で紹介します)
★が多いほどおすすめ(最大5つ)。



下に紹介した2冊は、「英語を前から読んでいき、それと同時に理解するにはどうすればよいか」という英文読解のプロセス(考え方)を説明した本だ。
この方法は、<直読直解>とも呼ばれる。
「英文の語順のままに、素直に理解していく」(ただし文法的に考える)という自然な考え方だ。

この読み方は特にリスニングに力を発揮する。リスニングでは聞いたそばから音声は消えていく。
いちいち日本語に訳している余裕はないんだ。読まれた順にどんどん理解していくのが大事なわけ。

これらの参考書はレベル的にはそんなに高くない。
でも、自分が英文を読めていたとしても、決して油断しないこと!
「たまたま(偶然)合っていただけ」という可能性もある。
「勘で読む」から「確実に読む」へ変えることが大事なんだ。
だから解説には必ず目を通し、自分のこれまでの読み方とどう違うのかを意識しながら読んで下さい。



英文読解入門基本はここだ!
★★★★★

これはとっても良い本。
ガチガチの文法ではなく、マイルドな説明法をとっている。
それでいて、盲点となることまで書いてある。
誰にでもお薦めできる本だ。
かなり易しい本に見えるが、すみずみまで注意して読めば、難関大受験生でも得るところがあるぞ。
高1から難関大受験生まで広く使える。

受験勉強の最初の一冊にもよい。
文法用語は最小限に抑えてあるが、知らない用語があったら、教科書や手持ちの文法書で確認すること。
これくらいの文法用語は知らないと学習にも影響するからね。

薄いから、最低3回は繰り返して読もう。
・一回目は全体の輪郭をつかむために、1~2週間で、さーっと読む。ただ、例文は(頭の中でよいから)必ず自分で訳してみること。そうしないと自分の弱点がわからないからね。
・二回目はこれまでの自分の読み方でいけなかったところをどう直すかに重点を置く。
・三回目は盲点となるところ、見落としがちなところをチェックしながら仕上げる。

ビジュアル英文解釈 (Part1)
★★☆☆☆~★★★★★(合うかどうか人による)

使用対象者は高1冬で偏差値60弱、高2冬で偏差値50~55くらいかな。
この本は、高校入試レベルから始まる。
しかし、高校入試といっても、きちんと読めているとは限らない。
単語は簡単でも構造は意外とやっかいな文がある。それをきちんと文法的に読もうという本だ。
Part1でも最後あたりは難しめのもの(大学入試レベル)が入ってくる。わからなくてもめげずに、解説をじっくり読もう。

良い本なのだが、問題文が別冊になっていないので使いづらい
(この本を実際に使ってみるとわかる)
英文をコピーして、ファイルにまとめるとか、ノートに貼り付けるとかしたほうが使いやすいだろう。

英語長文のみで、設問(問題)は無し。
最初は「全体を読み、自信が無いところは和訳する」というやり方でよい。
本を読み進めるうちに、「英文の構造(形)を考えて読む」ということがわかってくるはずだ。
その「構造」を、ノートに書いてみるというのもいいだろう。
(たとえば、andが何と何を結ぶか、など)

この本は「急に英語力が上昇する」という類のものではない。
じっくり解説を読み、復習しながら少しずつ進めていくという本だ。
解説の量が多いのだが、図が少なく、日本語が羅列されてるという印象を受ける人もいるだろう。
国語力が弱い人は辛いかもしれない。
書店で立ち読みして、しんどそうだと思ったら、無理せず別の本にした方がよいでしょう。


Part2も出ているが、国立大の問題が入ってくるので難しい。
Part1が気に入った人はそちらに進んでもいいが、他の本で問題慣れ&実力アップしてからにしよう。

タグ : 高校英語.英文解釈

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