元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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故伊藤和夫氏が書かれた英文法教室

12月27日に復刊されるそうです。


最近の復刊ブームが続いているところを見ると、確かに買う人はいるのだろうが、
出版社が、ブームに乗っかった、安易な方向に流れているようで疑問を感じる。

復刊物をちょっと挙げてみましょうか。
新釈現代文


新々英文解釈研究


新自修英文典


英文読解講座


英語長文読解教室


古文の読解




出版社は果たしてどのような層をターゲットとして復刊しているのだろうか。

僕には受験生のためとは思えない。
今の受験生が『山貞』をやるとはとても考えられない。

とすると、一般人・社会人向け、ということだろう。
ぶっちゃけて言えば、これらの名前を知っている、受験時代を懐かしむ人向けではないか。
(これらが「名著」であったと知らない人は、わざわざ買わないであろうと思う)

こんなブログを書いてる僕が言うのはおかしいのだが、
せっかく受験勉強を終えた大人が、またも大学入試問題に立ち戻り、懐かしむというのはちょっと寂しい。

あるいは、学習意欲のある社会人向け、ということかもしれない。
とすると、学習に「復刊された受験参考書」を選択する必然性はどこまであるのか、と思う。

もちろん、社会人が勉強をやり直す最初のステップとして、受験参考書という選択肢はあるだろう。
でも、それなら、今でも取り組みやすい良い本は出ている。
ネームバリュー抜きで言って、現在出ている本が昔に比べそれほど劣っているのだろうか。
それに、近年の参考書復刊ブームが、社会人を「受験」に縛りつけることになってしまうのなら悲しい。

いや、大学入試問題であれ、これをきっかけに再び勉強する人が増えるのならそれはそれでいいことなのかもしれない。
最悪なのは、一過性のブームに終わり、復刊されて話題を集めてすぐ絶版、となってしまうことだろう。

偉そうに書いてきてすみません。
でも、今の入試参考書市場は、
一方ではマンガ・イラスト・ギャグ満載の本
一方では大人向けの復刊本

と、混乱の極みに感じられる。
これでは受験生も困るのではなかろうか、と思わずにいられないのです。

タグ : 雑記

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2014/11/09(日) 18:58 | | #[ 編集]
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