元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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※2012/9/3 中級~中上級者用として「短期攻略センター数学(実戦編)」を、上級者用として「センター試験必勝マニュアル」を追加したので、記事をあげておきます。
色々挙げたけど、センター対策本を多くやる必要はない。過去問+問題集1種類(せいぜい2種類)で十分です。


センター数学対策についてです。
◆センター数学は、一応教科書がわかれば解けるようにつくってあるのだけど、量が多い
計算力だけでなく、読解力や判断力(解法を瞬時に思いつく力)が無いと時間内に解ききれません。
◆それから、センター数学は穴埋めの誘導問題になっていて、出題者の指定した方法に従って解かねばならない。
だから「出題者はどういうことをやらせようとしているのか」と出題意図を見抜き、問題の流れを把握する必要があるのです。

◆センターでの細かいテク(テクというほどではないが…)としては、
・きちんと図を書く。大きく書く(所詮マーク式なので、角度などはここから推測できる場合もある)
・計算の途中式を適度に書いて、見やすいように余白に残しておく(検算など、後で見直せるように)

というのもあります。
図を書くのは大事!!これは予備校でもよく言われることです。




◆受験生に強調したいことは、各予備校(代ゼミ・河合・駿台)でセンター型模試を受けることです。これはできるだけ早めに。
自分の学力を計り、センター数学とはどのようなものか身をもって知ろう。これは非常に重要。
本番までにセンター模試を3回前後受けたい。
センター型模試で偏差値50以下なら、まずは教科書をおさらいしたほうがいいです。基礎ができていないのにいきなりセンター対策やっても逆に効率が悪いんだ。
教科書で公式を確認し、例題(解答解説の付いている問題)を解く。これだけでもだいぶ違うはずだ。
教科書が分からなかったら恥ずかしがらずに先生に質問しよう。
基礎レベルの学習では反復(できなかった問題を素早くできるようになるまで繰り返し解く)が特に重要なので、意識してください。

◆さらに基礎固めを行ないたい人は、河合の「土曜日に差がつく数学」レベル、できれば旺文社の「基礎問題精講」あたりで。
◆土曜日に差がつく数学1A これは教科書~入試基礎レベルっす。

◆数学I・A基礎問題精講 教科書~入試やや易レベル。分量が少ない割りに網羅度もそれなりで、おすすめの本だ。





次にセンター対策参考書の紹介を。

●万人向け
岡本のセンター数学1A 岡本のセンター数学2B
 
◆去年まで「傾向と対策」として出ていたものです。
◆著者は代ゼミ講師で、ハイレベルのクラスを受け持ちながらもわかりやすいと評判の先生だ。
レベルとしては基本問題から始まり、センターレベル(過去問)まで
教科書の内容がしっかり理解できていれば使えると思う。
※この本の「基本例題」が分からなかったら基礎力不足なんで、教科書の例題を解くなりして基礎固めに徹しよう。
公式や基礎事項の確認もできる。センターの傾向についてもふれられている。
網羅性が高く、解説はオーソドックスで使いやすい。
「必要条件・十分条件」など、受験生の弱点もきちんとカバーしてあるぞ。
◆改訂されて現在のセンターの傾向をつかんでいる本だし、センター対策で一冊だけ選ぶとすればこれをオススメするよ。
これ1冊やればかなりの点数が見込めるはずだ。

●中級~中上級者用
短期攻略センター数学(実戦編)
 
◆駿台のベテランの先生方によって書かれた本。
「岡本のセンター数学」は過去問中心なのに対して、こちらの本はオリジナル問題で構成されている
◆地味だが実力をつけるにはうってつけ。
良問が多く、難易度は実際のセンターとほぼ同じです。量も適度。私大対策にもなると思う。
自分が補強したい分野だけをこれで演習するという使い方もありです。
◆もろに演習書でどんどん問題を解いていく感じなんで、この本をやる前に基礎固めをする必要があります
センター8割5分以上を安定させたい人用かな。
※このシリーズは「基礎編」もあるんで、買うときに間違えないように。もちろん「実戦編」の方が難しいです。

●上級者用
センター試験必勝マニュアル数学1A 2014年受験用
センター試験必勝マニュアル数学2B 2014年受験用


センター試験は時間との戦いであるが、それは上級者になっても変わらない。
満点を目指す場合には、早く解ける問題で時間短縮をして、その分、難しい問題・計算がややこしい問題に時間をかけることがポイント。
◆この本は時間短縮をするためのテクニック集である。
「地道なやり方(=教科書的な解法)」で(多少時間オーバーして)9割以上取れる人が、「上手い解き方」を知りたい、という場合に役立つだろう。
十分に力がついていない状態でこの本を使っても、かえって混乱する可能性があるので注意。
※なお、同出版社から「センター試験必勝トレーニング」という演習本が出ている。これは満点を安定させる人用の本。医学部志望でセンター満点を取らねばならない人はやってもいいでしょう。
◆この本に書いてあることを全て身につける必要はないです。
「知っておくと得」というだけであって、「知らないと解けない」わけではない。
また、テクニックを使いこなすには過去問・模試問などの演習が不可欠。
テクニックに振り回されるのではなく、使えるところをうまく利用する、という姿勢がよいだろう。
以下、各分野ごとの感想。参考にしてみてください。
●1A
 三角比・平面図形のところは初等幾何との絡みをうまく説明している。センターの出題ではある程度パターンがあるので、「こういう図を見たらこういう解き方を思い浮かべる」というような条件反射的訓練も必要。
 確率のところはかなり役立つ。確率・場合の数ではいっそのこと手で数えた方が早い場合がしばしばあるということ(これには僕も非常に同意)、そしてそのときの効率の良い数え方などがわかる。
●2B
 ベクトルのとこはかなり癖が強い。この解き方にしっかり慣れないと本番では使いこなせないと思う。中途半端になりそうなら手を出さないように。
 積分の面積に関する公式はとても有用。計算節約のテクなので使える場面は度々あるだろうし、時間短縮の大きな助けとなる。ただ、これも過去問・模試問で演習を積もう。




◆センターの時間配分をつかむためには過去問や各予備校の模試問題集を解くことが必須。(大量に解く必要はないが)
当然だが、必ず時間を計って解くこと!
なお、どんな人も過去問はやるべきだけど、予備校の模試問題集は時間が無かったらやらなくてもいい。普通の人はセンター型模試も受けているだろうからね。

◆模試問題集(予備校のオリジナル問題)として、スタンダードなものとしては河合かな(いわゆる「黒本」)。本番くらいのレベル。
マーク式総合問題集数学1・A 2014 (河合塾シリーズ)
マーク式総合問題集数学2・B 2014 (河合塾シリーズ)

※直前期になると品切れになることもあるので早めに入手しておこう

◆過去問は、普通の人は近年数年分やればいいです。
◆僕は、センター過去問は、大学への数学の「入試の軌跡」というやつを使ってた。過去10年分の本試と追試、計20回分の掲載です。
難易度が書いてあるので、本試験5年分くらいやったら後は難しい問題だけ拾っていけばいいだろう。
大学への数学増刊 入試の軌跡/センター試験 2013年 09月号

解説は数学得意な人向きだと感じる。
◆問題の難易度・完成度(良問か悪問か)を本音で書いてあり、また、受験生の感想も載っていて、なかなか面白い。
無味乾燥なセンター試験、少しくらい楽しむ気持ちをもってやりたいものです。



過去問は、いくつもの出版社から出ている(駿台の青本、Z会の緑本、教学社の赤本、代ゼミの白本、河合の過去問レビューなど)ので、自分が好きなやつを買えばいいよ。
Z会の緑色のやつが、バランス取れてる気がするけど、分厚くてやりにくいかも。
まあ、サイズと、解説の見た目でいいっす。
ただ買うときには
「過去問(センター試験で実際に出題されたもの)」か、「模試問題集(各予備校のオリジナル問題)」なのか
注意してね。

※過去問はタイトルが「過去問題集」や「過去問研究」などとなっている。
模試問題集の名称は以下のとおり。
駿台:センター試験実戦問題集 …難しめ
Z会:センター試験実戦模試 …難しめ
河合:マーク式総合問題集 …難易度普通
代ゼミ:センター試験実戦問題集 …難易度やや易~普通、センターというより私大的なところも。
コメント
この記事へのコメント
いつも参考にさせてもらっています。
最近岡本のセンター数学をやり始めたんですが、傾向と対策が書かれてるとこの基本チェックというところは解けたら基本例題を飛ばしていきなり実戦例題にいっても大丈夫でしょうか?
2012/09/08(土) 21:16 | URL | こう #-[ 編集]
Re: タイトルなし
できるだけ基本例題も解いた方がよいですが、時間がないなら実戦例題中心にやっていってもかまわないです。
2012/09/08(土) 23:58 | URL | 藤裏 薫 #-[ 編集]
わかりました。
これからも更新がんばってください!
2012/09/09(日) 08:20 | URL | こう #-[ 編集]
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