元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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※最初に言っておきますが、この記事の内容は今年の受験生には役立ちません。悪しからず。


あのですね、昔、熊野純彦さんの『差異と隔たり』を買ったんです。
これは主に表紙が美しく気に入ったからでした。

↑素敵な表紙でしょう?
中身も面白かった。(といっても主に読んだのは言語論のところであるが)
文章がしっかりしており、「これは大学入試に出るかもな、でも内容難しいから微妙かな」と思った。
したらセンターの追試に出た(2007年度)じゃないか!
でも出た後で、「ぼくはあれが出るとちょっと思った」とアピールしても後の祭りっす。

だから、今回は後悔しないためにセンターに出そうなものを書いておきます(笑
いや、的中率はほぼ0でしょう。
こういうのは的中すると思って読むもんじゃないで。(現代文は、仮に本文が的中したとしても、そんなに得にはならない)
ぼくも的中するからあげるわけじゃなくて、高校生でも読める良い内容だと思って紹介するのです。
だからガチの的中を期待してた人はすみません。怒らないでください。



センターには哲学者の書いた文章が結構出題されます。
これは頭に入れておいていい。高校生はあまりそういう文を読まないだろうから、苦手に感じる人も多いだろう。
※あと、言語論。これも入試では頻出だけど苦手な人多い。
新書レベルでいいから、高1・高2のときにこういうジャンルの本を読んでおくのはいいことだね。

哲学的素養・知識を前提としたものは国語の試験には出しにくく、
出すとしたら、ちょっと柔らかめのエッセイになりやすい。

センターに出てもおかしくないものは、ずばり、
入不二基義「足の裏に影はあるか? ないか? 哲学随想」

です。あ、入不二基義さんは昔駿台で英語を教えてらしたことがあり、今は時間論の研究などをなさってます。
本書の中で、仮に出るとしたら、
・「ものさし」の恍惚と不安
・数と時の思考
あたりか。ただ問題はちと作りにくいかもしれないな。

あとは、木田元さん、そして廣松渉(これは難しいが)あたりが狙い目ですね。

数年前から、旧約聖書学の関根清三さんの本を何冊か読み、とても良い文章を書く方だと思っているのだが、
内容が宗教の知識を前提にされるものだし、入試にはなかなか出しにくいろうね。(倫理的なことを書いた部分は出せると思うが、むしろ小論文に使われるだろう)

関根さんが最近出された、『ギリシア・ヘブライの倫理思想』

これは教科書風だが(もとは放送大学の教科書)、良い本ですんで、哲学に興味のある人は大学生になってから読むとよいと思います。

タグ : 哲学

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