元塾講師による本のご紹介ブログ。大学入試参考書がメインです。

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えっと、入試小論文で検索して来られてる方が多いようなので、
簡単に記事書きます。
高校入試、大学入試両方ね。

高校入試・大学入試共通して、この時期にやることは、
過去問を解いて、誰かに見てもらうこと!!

これが一番です。
小論文の参考書を今から読むのなら、模範解答を読んで、こんな風に書けばいいのかーと参考に。
でも大切なのは実際に自分で書くことです。


まず、文章を書くときのアドバイスを3つ。ごく基本的なことで、最低限守ってほしいことです。

1)結論をしっかり決める、結論が伝わるように書く
◆これはごく当たり前なんだけど、実践できてない人が意外と多い。
◆例えば、書いてるうちに自分の主張に自信がなくなってきて、結論をぼかしてしまう人。これだと読み手(=採点官)に「この人は結局何が言いたいんだ」と思われてしまう。
◆また、枝葉末節にこだわりすぎて、途中で話がそれてしまうのもよくあるパターンだ。まず初めに、自分の主張の中心は何かをはっきり決めよう。
長い文を書き慣れていない人だと、息切れして、結論が途中に来てしまうというのもありがち。
残りの文字数を埋めるために、同じ事を繰り返したり、蛇足的な部分を付け足したりしちゃうんだな。
◆こうならないよう、少なくとも自分の主張が相手に伝わるよう、意識しよう。

2)一文一文を短く切る
◆これは簡単に実行できる割りには非常に効果的だ。長い文は読みにくい。
生徒に文章書かせてみて、読みにくいなーと思うのは大体これ。
以前ね、中学生に入試の作文書かせて(200字)、ひどく読みにくいと思ったら、なんと切れ目無く一文だけで構成されていた。
つまり1文=200字ね。こうなると書いた本人が、自分で何書いてるのかわからない状態だ。
◆一つの目安は、1文=最大70字!!
僕が勝手に名付けた法則で、70字の法則と言ってます(笑
70字というのに深い根拠はないんだけど、経験則です。
僕は留学生の卒業論文のチェックをやることがあるんだけど、その時にも70字を一つの目安として教えてるよ。
(留学生でも長い文を書いて、主語がめちゃくちゃになる人が多いんだ)
◆原稿用紙のマス目を使えば字数は簡単に数えられるし、ワープロソフト(「Word」など)では字数カウントの機能がついてるので、
1文最大70字を心がけるといいよ。
もちろん1文が5文字10文字とか細切れになっても読みにくいんだけど、僕の経験上、短すぎる文を書く人はいません(笑

3)感情的にならない
◆自分の感情を込めず、客観的に理詰めで書くということです。
◆たとえば、課題文への反対意見を書かせると、
「これは絶対にいけないと思います。こんなことをいう人がいるとは信じられません。ひどいです。読んでショックを受けました。」
とか、書いちゃう人がいるんだな。(実際にこういう生徒がいて、頑張って書いてるのはわかるんだけど、点数はほぼあげられないんだ)
こういうのは最もやってはいけないことだ。
小論文ってのは、結論自体よりも、結論にたどりつくまでをいかに上手く書くかなんだな
つまり、なぜそういう結論が出せるかという根拠を、筋道立てて客観的に述べるのが論文なんだ。
大学の先生は感情論を嫌う。採点官は感情で説得されるような人達ではありません。



添削についてだが・・・
高校生は、高校の国語の先生に見てもらおう。
厳しい先生にお願いしたほうがいいです。
予備校に行ってる人は、予備校の先生に見て貰うのがいいけど、忙しくて無理かもしれない。
となると、大学生バイト(チューターやフェロー)になるけど・・・
できるだけ大学を出た人(大学院生以上)に頼んだ方が良いだろう。大学卒業したってことは卒論書いて、文の書き方わかってるからね。

中学生の、高校入試の作文だったら、塾や学校の先生に見てもらうのがいいけど、
それが嫌ならお父さんお母さんに見てもらおう。

とにかく人に見てもらうことを恥ずかしがっていてはダメだ!練習せずいきなり本番、だと失敗するぞ。


※中学生のお子さんがいらっしゃる保護者の方で、ここを見てくださっている方へ
一般入試の作文(都立入試など)では、とにかく時間内に文字数を埋めることが大切です。
受験生は時間が無くて書けないというケースが最も多いのです。
都立高校入試だと、200字を12分で書くというのがひとつの目安。時間を計って、ひたすら過去問を解くのが一番良い練習です。
採点についてですが、大人から見て支離滅裂なことを書いてなければ内容面では大差つきません(そんなに高いレベルの争いにはならない)。
だから学校の先生でなくとも、ご両親が見てあげるだけでよいのです。
ただ、漢字の間違い、誤字脱字、原稿用紙の使い方(段落の初めは一マス下げるなど)は1点ずつ引かれるのでご注意を。1点といっても、積み重なると損害は大きいです

参考にしてみてくださいね。

タグ : 小論文

コメント
この記事へのコメント
はじめまして
今高2で理系志望なのですが物理がまったく出来なくて困っています。
漆原晃の物理1・2力学・熱力学編が面白いほどわかる本でやり直したいと思うのですが、
問題集には何を使用すれば良いでしょうか。
2012/01/23(月) 20:55 | URL | K #-[ 編集]
Re: タイトルなし
問題集は、高校で配られた教科書傍用問題集でいいのだけれど、大体それに当たるものとしては
文英堂の「シグマ基本問題集」があります。(応用問題は例題だけやればいい)
この本の基本問題は、市販の本では一番易しいくらいなので、苦手でもできると思います。
漆原本は少し癖があるのだけど、それが理解できれば「物理1・2入門問題精講」(入試基礎レベル)につなげられるでしょう。
2012/01/24(火) 20:39 | URL | 藤裏 薫 #-[ 編集]
なるほど、シグマ基本問題集からやってみたいと思います。
自分は漆原さんの本と合うみたいで、急に物理が楽しくなりました。本当にありがとうございます。

あと、リスニングが苦手で困っています。
この前今年のセンター試験の英語を受けたところ、筆記が186点でリスニングが20点でした(ほとんど適当にマークしただけです…)。
日頃から出来るだけ返り読みはしないようにしてますし、センターの結果から考えても読解力にはあまり問題ないように思えます。
リスニング対策をしたいと思うのですが、何がオススメでしょうか。
2012/01/26(木) 19:21 | URL | K #-[ 編集]
Re: タイトルなし
そうですか、漆原本が合ったみたいで何よりです。
物理はコツをつかんで演習にはげめば、入試レベルまで短期間で到達します。
漆原式でやれば、「物理入門問題精講」くらいは、すぐにできるようになると思いますよ。
リスニングは、英語力があるのなら、ただ音声を垂れ流すのでなく問題解いていくのがいいです。
Z会の「解決!センター英語 リスニング」
が、レベル別になっているし、聞き取りのポイントや問題を解くときのコツも載っていて、いい本だと思います。
これ以外だったら、旺文社の「大学入試英語リスニング対策」シリーズでしょうか。
それと、高校のリーディングの教科書でよいので、「CD音声を聞く、それを真似して自分で音読する(意味をとりながら)」というのも効果的です。
さらに上を目指すならディクテーションですが、これはもっと後の段階でしょう。
2012/01/26(木) 22:38 | URL | 藤裏 薫 #-[ 編集]
分かりました、余裕が出たらZ会のをやってみようと思います。
自分の学校がいわゆる自称進学校(化学Ⅰがなぜか二年生までに終わらないくらい)なので、このサイトにはとても助かっています。
また困ったら質問させて頂きたいと思います。ありがとうございました。
2012/01/28(土) 18:09 | URL | K #-[ 編集]
古文対策として『あさきゆめみし』は、 読んだ方がよいのですか?
2012/01/28(土) 22:22 | URL | とう #-[ 編集]
Re: タイトルなし
> 古文対策として『あさきゆめみし』は、 読んだ方がよいのですか?
当時の風習がわかるので読んで悪いことはないですが、
あんまり古文の力にはつながらないと思います。受験対策とは切り離して読むべきですね。
2012/01/29(日) 05:06 | URL | 藤裏 薫 #-[ 編集]
わかりました。 ありがとうございました。
2012/01/29(日) 11:20 | URL | とう #-[ 編集]
化学が教科書を読んでもよく分からないし、学校で配られた問題集もさっぱりよく分からないのですが、
どうしたらいいでしょうか。
2012/01/30(月) 21:27 | URL | #-[ 編集]
Re: タイトルなし
> 化学が教科書を読んでもよく分からないし、学校で配られた問題集もさっぱりよく分からないのですが、
> どうしたらいいでしょうか。
化学の導入部分に限るけど、
「鎌田真彰の化学理論化学 必修知識編」がよくまとまっていて良いです。
これは理論分野の重要用語を解説した本です。「鎌田真彰の~~」シリーズの他の本は難しいのでオススメしません。
書名を間違え無きよう。

あとは「大学受験の化学が基礎からしっかりわかる本」とか。これは、少し難しいかもしれませんが。

問題集は、
「これでわかる化学 基礎反復問題集」
というのが、易しく量が少なくていいと思います。(「入試問題にチャレンジ!」はやらなくていい)
でも、できれば学校の問題集を先生に質問して進めるほうがいいですね。高校のテストはそこから出るでしょうから。
2012/02/01(水) 17:31 | URL | 藤裏 薫 #-[ 編集]
アドバイスお願いします
大学入試英語長文用である、 中澤一の『OSP』って、 使えるのですか?
2012/02/05(日) 19:52 | URL | 一識 #-[ 編集]
Re: アドバイスお願いします
うーん、あれは一時期流行したパラリーの流れですからね・・・
私大の当てはまる問題には当てはまるが、自分でそのように綺麗に解けるようになるかは疑問。
危険ですよ。僕はおすすめしません。

とりあえずそういうメソッドは単語・文法・解釈が一通り(というよりかなりのレベルで)できていることが前提です。
その下地があやふやな内にテクニックに走っても身につくことはないのでご注意を。
2012/02/05(日) 20:27 | URL | 藤裏 薫 #-[ 編集]
ありがとうございましたm(_ _)m
2012/02/05(日) 20:33 | URL | 一識 #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2012/02/05(日) 21:28 | | #[ 編集]
Re: はじめまして
一応古典文法、広くは文法論中心とする言語学であります。
2012/02/05(日) 21:38 | URL | 藤裏 薫 #-[ 編集]
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